「メタ認知の5段階」
メタ認知の重要性
私は、「継続的な学習や思考による行動変容を伴った自己変革力」を成長力と言って、最も大事なことだと断言しています。
しかしながら、メタ認知なしには成長力は獲得できません。そして、そのメタ認知がなかなか難しいことのようです。心理学的には、認知的不協和、すごく簡単に言うと心の中の違和感てことになるのですが、「自己を正当化したい心理」「間違いを認めたくない心理」「弱さを認めたくない心理」「弱者のままでいたい心理」が邪魔をするからだとは思いますが、そもそもメタ認知というものへの理解が充分でないと感じる場面が多いため、前回の記事では、メタ認知の全体像を明らかにしてみました。
メタ認知の構成要素
メタ認知は、「自己認識」「自己監視」「自己調整」という三つの基本要素で構成されます。
「自己認識」
自己の認識をできるだけ正確に理解する。「自己監視」
自己の思考や感情、行動を監視する。「自己調整」
自己認識に対する自己監視結果との乖離を最小化し、自己認識の正確性を高めるとともに、ありたい姿に対して相応しくない認識や思考ならびに感情や行動を修正する。
そして、メタ認知の段階を上げていく上で重要なのが、「社会的メタ認知」、つまり他者の理解と自己と他者との相互作用への認識です。
メタ認知の5段階
そしてメタ認知には、5段階のレベルがあると考えています。
レベル1
自分の背中から自分を透かし見て、冷静かつ客観的であろうと努めている状態。
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自己監視(Monitoring)において、自分を背中側から透かしてみるように自分自身の思考/感情/行動を監視し、適切といえないことや自己認識とのギャップを埋めるべく自己調整する。レベル2
自分の背中に加え、関係する他者の背中に回って対峙する自分自身を観ている状態。
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自己監視(Monitoring)において、自分と対峙する関係者たる他者をその背中から対峙する自身とのやりとりをよく観察することで、他者の認識(思考/感情/行動)への理解を深め、自己監視の客観性を高め、精度高く自己調整する。レベル3
関係する他者の現在に加えて、その未来、そして、人々を類型化して仮想人格を定義してペルソナ化し、自分自身を観ている状態。
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自己監視(Monitoring)において、自分と対峙する関係者たる他者をその背中から対峙する自身とのやりとりをよく観察することで、他者の認識(思考/感情/行動)への理解を深め、自己監視の客観性を高め、精度高く自己調整するだけではなく、他者を類型化して仮想人格を定義し、ペルソナ(類型化した他者認識)化することで、監視の網羅性を高めるとともに、自己調整だけでなく、ペルソナとのギャップを調整することで他者理解への精度を高め、自身の発揮する価値の渡し方を工夫し、他者が受け取ったときの価値発揮の歩留まりを高める。レベル4
関係する他者および人々を類型化したペルソナの現在に加え、それらの未来、グローバルな視点で宗教や主義主張を類型化したペルソナを追加し、自分自身を観ている状態。レベル5
関係する他者、人々を類型化したペルソナ、グローバルな視点で宗教や主義主張を類型化したペルソナの現在のみならず、その未来から、自分自身を観ている状態。
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