「ご機嫌簡単料理:マサマンカレー」
バンコク駐在時、会社の食堂で決まった曜日に出てくる、大好きだったマサマンカレーの味を簡単に再現すべく試行錯誤した適当レシピをご紹介します。
煮込み時間がかかるので時短とは言えませんが簡単で美味しいので、我が家のレギュラーメニューの1つです。
実際は、骨付き鶏もも肉をカレーソースでほろほろになるまで煮込んでカレー味が奥まで染み込んだものをサフランライスの上に載せたタイプものです。肉を載せる時に、肉を煮込んだカレーソースが付いてくる程度で、カレールーとご飯を混ぜて食べるのではなく、カレー味の肉をほぐしながら、ご飯と一緒に口に運びますので、このようにカレーに肉が入っているタイプのものではありませんが、味は近いです。
食堂ではタイの南方出身のムスリムの女性が作っていたので、伝統的なマサマンカレーと言えるでしょう。
材料(8〜9人前)
鶏もも肉:2枚(800g程度)
*手羽元もいいです。玉ねぎ:2〜3個
じゃがいも小:8個
*1人1個という意味以外の意味はありません。お好きなように。ぶなしめじ:1株
*エリンギやマッシュルームなどお好みで、なければないで構いません。カレールー:ひと箱
*スパイシーなタイプが合います。ココナッツミルク:ひと缶(400g)
はちみつ:大さじ3
水:蒸し用と煮込み用
お米:適量
*写真は五分づきです。
調理器具
煮込み用鍋か深めのフライパン
蒸し用鍋
蒸し器
竹串か千枚通し
二口以上のコンロ
炊飯器等
食器
もちろんお皿は、先日ご紹介したAirMINOです。
調理
鶏肉を一口大に切って、フライパンで炒める。
ぶなしめじをほぐして入れ、ルー所定の水の量からココナッツミルク分約400mlを差し引いた水を入れて沸騰したら、粗みじんにした玉ねぎと蜂蜜を加えて弱火にし、40分以上、できれば1時間煮込む。
*鶏肉をほろほろにするため。手羽元の場合は特に骨離れ良くするため蒸し器をセットして、皮を剥いたじゃがいもを竹串か千枚通しを刺して、スーなめらかに通るまで蒸す。
*大きさによって蒸時間は異なるので、水がなくなるのだけ注意する。一緒に煮込んでもいいが、溶けて欲しくない。鶏肉の煮込みが終わったら、ココナッツミルクを投入する。
*ココナッツミルクの缶を開ける前に良く振って、凝固分を溶かす。沸騰したら火を止めて、ルーを入れて良く溶かしたら、蒸したじゃがいもを入れて、10分くらい弱火で煮込んで出来上がり。
コツ/ポイント
甘めが好きな場合には、蜂蜜の量を増やしてください。
ご飯をタイ米を使ったサフランライスにし、大きめにカットした骨付きもも肉を身が崩れる寸前まで煮込み、サフランライスの上に骨付き鳥もも肉を載せ、フライドオニオンを散らしてスイートチリソースをかけるとかなり本場の雰囲気に近づきます。
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