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誇りを持って生きる

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動物としての人間の持つ卑しさを乗り越えて、ひとりの自立した人として誇りを持って人生を主体的に歩む事をテーマに、日々感じてきた事を言語化した記事を集めます。
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2024年1月の記事一覧

「人を過去に縛る、失敗と成功のdogma」

「人を過去に縛る、失敗と成功のdogma」

心理学的に言えば、「認知的不協和」と「不確実性の恐怖」を乗り越えられないことが、現状維持バイアスの根幹にあり、良いと思ったことでも行動変容できない人が多い残念な現実を如実に表していると思います。
今が酷い状態であっても、今までの自分を正当化したい「認識的不協和」と、失敗つまり思ったようにならないことを過度に嫌がる「不確実性の恐怖」は行動変容を阻む強力な心理的障壁であることは間違いないでしょう。

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「より良い社会のため、テイカーを見極めて縁を切ろう」

「より良い社会のため、テイカーを見極めて縁を切ろう」

善良なるギバー(Givers)は、しばしば狡猾なテイカー(Takers)に利用され収奪されるだけの一方的な関係になりがちです。そして、時に心身ともに消耗し病に至ることすらあります。
しかし、ギバーは他者に求められ支援することに喜びを感じるお人好しのため、テイカーに利用されやすいのです。
つまり、善良なるギバーが、邪悪なるテイカーを太らせ、増殖させているわけです。少しでもより良い社会、正直者が馬鹿を

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