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【週刊私の気持ち Vol.2】信頼関係が会社を強くする話

こんにちは。今回は前回の週刊私の気持ちの執筆にあたり、社外に出すことを意識しすぎた結果内容が固くなってしまったので、かなりラフに書いていきます。

今回は私がいつも言っている信頼関係の大事さについて。信頼関係が大事だ!って言いまくっているがなぜなのか書いておいた方がいいかなと思ったので書きます。

<アジェンダ>
・信頼関係がある状態とは
・事業・組織に信頼関係が重要な理由
・信頼関係は簡単に生まれず、壊れやすい

信頼関係がある状態とは

仕事における信頼関係がある状態というのは、人間性への一定の理解がお互いに形成されていてかつ、成果の出し方、成果への期待値が擦り合っている状態だと思っています。家族とは人間性への理解はめちゃくちゃあることが多いと思いますが、仕事においてはそれに加えて成果創出の観点での共通理解も必要です。あの人はこういう人で、かつこういう領域でめちゃくちゃ成果を出してくれる、頼んだら解決してくれる人だという理解がお互いにある状態です。
なので、信頼関係を作るにはお互いの人間性について理解をしようとする努力と、共に成果創出のための努力をすることが必要です。うちのバリューの一つにある愛を持つというバリューは信頼関係の土台になるお互いを知ろうとする努力をしようという思いも込められたバリューです。では信頼関係があると何がいいか、それは良い組織を作る土台になり、事業推進の効率をあげるからです。

事業・組織に信頼関係が必要な理由

うちのバリューに自律というものがありますが、各個人が自律的に仕事を進めるには信頼関係が必要です。お互いに信頼関係があるからこそ、背中を預けあい、自分の対面している課題に真っ直ぐに進むことができます。お互いに何かしらの不安がある状態では、これは自分がやるべきことじゃないのではという疑念が生まれたり、他の人のアクションに対して逐一チェックをしたり不安を感じながら仕事を進めることになります。自律的な文化を形成するために、信頼関係はとても重要です。

信頼関係があると、自律的に仕事を進められるだけでなく、情報伝達のコストが下がるという点があります。人間性への理解がないと、情報伝達のハードルが上がります。知らない人に突然話しかけるのと同じです。そしてどんな伝え方をすればいいかまで理解が及ぶとさらに情報の伝達コストが下がっていきます。例えば私と徳永さんなんかはとても強い信頼関係があり、もちろん人間性の理解も深いので、意思疎通がめちゃくちゃ楽です。話さなくてもわかることもある。みなさんにもそう感じられる人がいるでしょうか。
情報伝達コストが低い組織は、組織課題解決の効率もとてもよくなります。課題を表出化するためのコミュニケーションが円滑になり、課題解決のための仮説に対するアクションスピードが上がります。同時に、事業の目標達成のための戦略の伝達効率が上がります。大きな戦略だけでなく、日々日々のコミュニケーションにおいてもお互いの実践したいことの伝達効率が上がることで日々の業務効率が上がります。

そして信頼関係がある組織は、ユーザーさんや、採用候補者の方々に対して安心感を作ることができます。全社会で我々一人一人がHERPのブランドを作っており、我々一人ひとりへの信頼が会社の信頼とブランド価値に通じるという話をよくしていると思いますが、それです。SaaSサービスを提供する企業はWebサービス単体ではなく、顧客との接点すべてがサービスであると捉えることが重要であり、その中で会社を信頼いただくことが大事です。社員同士の信頼関係と、お客様への真摯な対応が顧客からの信頼も獲得することにつながります。あの会社さんはなんか殺伐としているとか、引き継ぎが全然されてなさそうだな、と感じさせることで、信用は損なわれます。逆に対峙する全ての人が協力してお客様への価値提供を真摯に考えていると感じていただくことができれば、信頼獲得に進んでいると考えられます。ユーザーさんとの信頼関係は、サービスの継続率だけではなく、ユーザーの方々と一緒にサービスをよくしていく土台を形成するという意味でもとても良い状態です。
候補者の方々に対しても同様で、面談、面接、体験入社を通じての接点においてこの会社の人々はとてもお互いに信頼し合っているんだなと感じていただけるか、仕事には前向きだが横の関係性はあんまりよくなさそうだなと感じられるかは大きな違いです。安心して入社してもらえる土台のためにも信頼関係は重要です。

そして、信頼関係が強い組織は心理的にも安全で働きやすい組織です。自分ができないことをできないと言えて、仲間に助けを求められるのは信頼関係があるからだと思うし、お互いの理解が深いからこそ、予想外のアクシデントが起こりにくいということもあるかと思います。個々人がやるべきことにフォーカスできるのも土台は信頼関係があり役割分担がしっかりできていてこそ実現できることです。また、目標達成だったり大きな成果を残したときに生まれるモメンタムは非常に強いものになります。お互いに信頼し合っているメンバーだからこそ達成の喜びはその分大きくなりますし、モチベーションにも繋がると考えます。

信頼関係は簡単には生まれず、壊れやすい

ここまで信頼関係はとっても素晴らしいものでいいことしかないという話を書いてきました。めちゃくちゃいいことがたくさんある一方で、信頼関係を作ることは簡単ではありません。自己開示をしあい、どういう人間なのかをお互いに理解し合い、同じ課題に向き合って解決をするという成功体験を何度も共有するプロセスで生まれるものです。
また、良い関係というのは維持が難しく、簡単に壊れるものです。一度どちらかが失望したり、裏切られた感覚になった関係性は簡単には元に戻りません。みなさんもいい関係の中での出来事より、ショックだったこと、裏切られたと感じたことの方が記憶に残っているんじゃないでしょうか。

日々仕事をする中で新しい出会いがたくさんあると思います。新入社員、新たなユーザーの方々、日々色々な人間関係が生まれます。出会ったその日から信頼関係の第一歩がスタートしていることを念頭に、良い関係を作っていっていただきたいと思います。私も頑張ります。

以上おわり

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