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女子W杯 なでしこジャパン Cグループ第1節 ザンビア戦

女子ワールドカップが開幕し、日本代表なでしこジャパンは
ザンビアとの初戦に宮澤の2得点をはじめ5-0の大勝利!!!

てことで備忘録的につらつら感想を書いていきます。


スターティングメンバー

両チームのスターティングメンバーは以下の通り。

※sofascoreより

なでしこジャパンはW杯直前に行ったパナマとの親善試合のメンバーから変更なし。

ちなみにスターティングメンバーのうち、
WEリーグ所属が5名
山下・・・神戸
石川・・・浦和
藤野・・・日テレ
宮澤・・・仙台
田中・・・神戸

海外クラブ所属は6名
熊谷・・・ローマ(イタリア)
南・・・ローマ(イタリア)
清水・・・ウエストハム(イングランド)
長谷川・・・マンチェスターシティ(イングランド)
長野・・・リバプール(イングランド)
遠藤・・・エンジェルシティ(アメリカ)


押し込み切れなかった前半

前評判通り、日本がボールを支配する時間が比較的多く、長谷川と長野の両ボランチを中心にサイドに展開しつつチャンスを幾度も創っていきます。

しかし枠外に飛んだりポストに当たったり、VARでオフサイドになったりとなかなか先制点が取れない状況が続きます。

これがW杯なのか・・・

そう不安な思いが空気を重くなりつつあるなか!ついに!!

前半終了まであと少しとなった43分、待望の先制点が入ります!

しかもこれがスーパービューティフォー。
長谷川からループパスで藤野へ。これはきっとハセユイの十八番のやつ。
そこから藤野が運び、デブライネと見間違えるような絶妙なグラウンダークロス!そこに入ってきたのが、
そう!
なでしこ屈指のスピードを誇る宮澤。
ザンビアDFも届かないようなクロス、でも宮澤なら届くのだ。
落ち着いてボールに合わせゴール⚽!!!!!

なんと美しいゴールなんだ。。。。。
宮澤のヘアバンドが光ってるぜ。

これで待ちに待った先制点が日本に入ります。
前半はこのまま1-0で終了。

先制点を取れたのは非常に大きいですが、ザンビアFWにはバンダという強力なアタッカーがいるので安心は禁物。

波乱!?の後半へ。


怒涛のなでしこアタック!

両チームともに、ハーフタイムでの選手交代はなし。

後半も攻勢を続けるなでしこ。
早速チャンスを作りますが、VARが鬼発動し取り消しに。
田中はこの試合2度目のVARオフサイド。藤野のPKもオフサイドの判定に。
くぅ、VAR。

それでも後半10分に追加点が!

長野→長谷川と繋ぎ、長谷川が前を向くと左前方にラインブレイクの準備万端の遠藤の姿。
長谷川と遠藤には見えていたパスライン。
ザンビアの最終ラインの不揃いさもあり、スルッと最終ラインの間をぶち抜くスルーパス。
遠藤も宮澤と並び俊足が武器なので、相手DF陣を余裕で置いていきます。
そこからペナルティ内に折り返し!これもうまいクロス!
そこに合わせたのが田中。
3度目の正直と言わんばかりにスライディングシュート!!

これは流石にVARすることなく、ちゃんと認められた。ナイスぅぅ!!!!

ここから日本の勢いが更に増していきます。


後半17分には、PA右奥でスローインを受けた田中が相手を交わし、PA内で折り返し。
この時点でPA内には宮澤1人。ザンビアの選手はGK入れて4人。
流石に厳しいんじゃないかと思われましたが、
相手GKが僅かに届かずボールは宮澤の元へ。
そのまま宮澤は押し込むだけ。
宮澤この試合2得点目!!!!!持っている!!!

実は、このクロスを蹴った場所がゴールライン線上ギリギリで、
きっと「田中の10cm」と後世語り継がれることもあるかもしれません。

いや、それよりも「相手GKムソンダの3cm」の方が正しいか。


3-0となったこともあり、FW田中に代えて植木が投入。
彼女WEリーグとカップ戦含めた全コンペティション全てで得点王です。
なでしこ版ハーランドとも。

更に後半26分。
長谷川から遠藤へまたしてもナイスパス。
遠藤がDFを置き去りにし、GKと1対1となり落ち着いて逆サイドネットへ。

ホットライン開通したなこれ。
ピンクヘアーが更に明るくなってる。


ここで1G1Aの遠藤に代わり清家と先制点をアシストした藤野に代わり猶本。
2人のWEリーグ王者を投入し、試合を完全に終わらせに入ります。

アディショナルタイムには2Gの宮澤に代わり千葉が入ります。

そして最後は、試合終了間際にきた。
長谷川がこの試合何度も見せたダビド・シルバ?エジル?デブライネ?級のスルーパスを供給。
そこに植木が走り込みますが、エリア内で相手GKと交錯。
これがペナルティキックとなり、GKムソンダは2枚目のイエローで退場に。
ちょっと可哀そう。

キッカーは植木。

シュートがバーに弾かれ全日本人の溜息が聞こえてきましたが、
またしてもVARが発動!!!
検証の結果PKやり直し。これはありがたや。
仕切り直して、次はしっかり植木が決めこれで5-0。

そのまま試合終了。

なでしこジャパンのW杯は5-0で完勝という最高のスタートとなりました。
よっしゃー!!!!!!!!


試合のハイライト

https://www.fifa.com/fifaplus/ja/watch/6dnf5YmDfsQG7ske7TcY2n


雑感

これ以上ない最高のスタートとなりました、我らがなでしこジャパン。

新たに3421のフォーメーションに取り組んできた成果が着実に結果に表れてきていますね。

なんとなく僕の感想ですが、

3CBのうち、熊谷と南は常に世界レベルの選手を相手に試合しているので特段驚きはしないですが、右CBに入った浦和レッズレディースの石川。
なんと20歳!!!(ちなみに藤野と浜野は19歳)
落ち着いてるし、ザンビア相手だけど十分通用しているし、
これは今大会で化ける可能性あるでよ。

そもそもWEリーグでもスタメンでフルシーズンやってるし、U20の代表でもあるから実力は確かなのはそうですけど、メンタルすげぇぇぇえ!!!!
(これは藤野にも言えますがね)

それから、ボランチの唯風コンビ(勝手に命名)はもはや今大会ベストボランチを狙っていただきたい。ウォルシュを超えよう。
ボランチでも前目に長谷川、下がって長野。とある程度役割をはっきりさせていたのがよかったのかもね。

そしてWB含めて2列目は左右で特徴が違って面白い。
右は清水と藤野に長谷川が入りコンビネーションで崩していくのに対して、
左は宮澤と遠藤というダブルスピードスターを並べていつでもライン壊す準備してます!って感じで。

ここに猶本や浜野もいるので色んな攻撃バリエーションが考えられるのは非常にでけぇっす。

ちょっと心配だったのがCF陣でしたが、この試合でも田中と植木とどちらにも得点が生まれたので、これで気負うことなく本来の姿を見せてくれればもう安心。



次は26日14時からコスタリカ戦。
勝てばほぼGL突破確定!!

勝つしかねーで!なでしこジャパン!!

ちなみに絶賛勤務中!!!!!トホホ







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