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指定難病は突然に!【いい歳になってちょいと異常があったら早めに受診しましょう】

悲劇の始まり

数年前、会社の健康診断で血尿が出てます・・・と
数値的には低い値であった為、産業医からは
「様子見ましょう」
当然、痛みなし。自覚症状なし。色も普通。

一年経っても数値が改善しないため、近所の内科へ通った
ものの原因がよくわからず。
担当医「様子見ましょう」
つよ「はい」

更に一年後、紹介状を書いてもらい、大学病院を受診するも
担当医「様子見ながら治療しましょう」とのこと。
数値の改善見られず。
更に一年後、MRIはじめ、いろんな検査しましたが
原因わからず・・・

「腎臓の細胞検査すれば原因はわかるでしょう」
とのことで人生初の検査入院しました。ここまで約3年。

初の手術室

それはまさにテレビで見る光景です。研修医に見守られ。
「ただ今より、つよポンPさんの腎細胞摘出・・・」

部分麻酔で開始。い、痛すぎる。
追加麻酔も痛いのなんのって・・・
ベテラン医師に指示を仰いでいただきながら
担当医が針をぐさっと。
「パチン!!」←細胞をとる音 数回摘出され終了〜

腎臓の一部を取っているので、止血に時間がかかるようで。
患部を抑えられ、ただただ血が止まるのを待つこと
一時間弱・・・

途中、研修医さんから、「細胞見ますか?」と尋ねられ
「あっ はい」
目の前に持ってこられたものの
老眼と疲れでピントが合わず・・・

つよ「ありがとうございました( ̄∀ ̄)」
担当医「めったに見れないですからね♪」
つよ心の声「見えなかったし、見なくてもいいけどね😅」

その日はうつ伏せのまま、寝返りは禁止。
腰もくだけ、眠れない夜となりました。


運命の検査結果の告知

結果は腎炎。指定難病のおまけ付き。
(IGA腎炎という病名らしい)
ステロイドを点滴で投与すること、2ヶ月間隔で3回。
現在は、苦いステロイドを服用しながら治療しています。

点滴のライン取るのも初回は4回もやり直しされ
キター、痛ー ♪───O(≧∇≦)O────♪
痛さに慣れてしまう私。


今になって思う健康である事の大切さ

10年程前の厄入りの年に、友人であった(仮名)たけ坊が
がんで亡くなった。
喉の調子が悪いと、言いながら「いつもの事だから」と
美味しそうにタバコを吸いながら宴を楽しんでいた。

今でも、最後の言葉が忘れられない。
「楽しんで、生きろよ」


不惑、知命を超えた、頑張る方々へ。
自覚症状なくても異常が出たら早期受診を!
自分のため、家族のため、
そしてあなたを必要としてくれる人のため。



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