救急車のサイレン

夕方に帰宅してしばらくしたら、外から救急車のサイレン音が聞こえました。近所のどこかの誰かが要請したのだろうと思いつつ、火災ではないので特に気に留めることはしませんでした・・・といいたいところですが、逆にサイレン音が気になりました(自爆)。

『救急車の音変わった? 市民から問い合わせ 札幌市の新型救急車 より聞きやすく「優しい音」にチェンジ 深夜住宅街などに対応』
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=34912

外から聞こえた救急車のサイレン音はこれだったのです。
このニュースを数日前に見聞していたので、サイレン音が今までと違って聞こえたこと自体に戸惑いはなかったものの、実際に耳にすると今までのサイレン音とは明らかに違うことがわかりました。緊急を知らせつつも耳障りな感じはあまりせず、ニュースのとおりにサイレンに低音も含まれていました。だから、たかがサイレン音なのに
「なるほど」
と腕組みをして唸ってしまいました(笑)。我ながらマニアックだな、と。

あとそれから、35台ある救急車のうち新しいサイレン音になった車両が5台というから、35分の5、約分して7分の1の確立に遭遇できたことに、ちょっとだけ嬉しさもありました(笑)。・・・いやいや、救急車が要請されたことに当事者は嬉しくないでしょうけどね。
あとは、こうして新しいサイレン音の救急車がやってきたということなので、近くの消防署か出張所に配備されたものと推定します。ということは、これからも低音混じりのサイレン音を聞くことになりそうです。

そのことでふと思い出したのが、自分が小学校2年生だったときのこと。
深夜に救急車のサイレンが聞こえて目が覚め、ドップラー効果でそのまま聞こえなくなったら良かったのに、そうではなくて
「ピーポー、ピーポー、ピーポー、ピ」
とサイレン音が途切れたのを初めて耳にして、突然の音終了にむちゃくちゃ怖くて心臓の鼓動が上がり、しばらく眠れなかったことがありました。そうなったのはもちろん、要請された現場に到着したからですが、当時小学生の自分はそのことを知らなかったので、怖くて布団の中にもぐりこんだことを覚えています。
そんな思い出があると、たかがサイレンといってられないですね。されどサイレンです。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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