今のうちに排雪作業

冬だから、雪は降ります。降るのですが、1cmも積もらないくらいの量だけです。北海道ローカルの天気予報でも「札幌の降雪量は少ないでしょう」と案内しているぐらいです。それはそれで除雪の手間が省けてラクなのですが、除雪業者は“むしろ今のうちに”という感じで作業をしているようです。

写真は近所の路地です。
昨日までは両側に雪山ができていて道幅も狭くなっていたのですが、今日午前から排雪のためにロータリー車とダンプカーがやってきて、雪山を削ってダンプに載せる作業をしていました。おかげで道幅が広くなり、わだちもなくなりました。その一方で、雪山は半分程度が残ったままなので、キャベツの半玉のような、あるいはブロッコリーを半分に切ったような、そんな様子が道路に沿って連なっています。

毎年みられる光景だから特に珍しいことではありません。でもきっと、雪の降らない地域では珍しいだろうなと思って、今回写真に撮ってみました。

そんなわけで、札幌に限れば雪が少なめの冬が続いているのですが、それゆえに一抹の不安もよぎるのです。
一冬の降雪量は毎年ほぼ同じらしいので、一度に大量に雪が降っても統計上は『平年並』になるから、

雪が今降らないということは、あとでまとめて降る・・・という展開になりやしないかと。

雪がまとめて降ったら除排雪が間に合わなくなって大混乱になるのは必至。それが雪まつりの時期だったら空港もJRもバスも・・・という想像もできてしまいます。雪まつり前の今だったら大雪が降ってもそんなに困らないから(いや、困る人は困るんですけど、他の時期と比べればという話で)、明日ぐらいからまとめて降ってほしいような気持ちも多分にあります。そして雪まつりの時期はまた晴れわたってくれれば万事めでたしです。
雨乞いならぬ雪乞いしている人が札幌のどこかに居たりしてね。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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