今どきの証明写真

昨日の休みに床屋に行ったので、今日は仕事を終えて帰宅する前に地下街の証明写真の機械に立ち寄って、顔写真を撮影してきました。なお、目的を書く必要はないと思いつつ一応説明すると、10月にパスポートの有効期限が切れるので、更新の手続きをするために顔写真が必要になったためです。履歴書に貼るためではないので、あしからず。

そんなわけで、おおよそ4年ぶりに証明写真のボックスに入ったのですが、その4年間でも地味に進化しているのを知って、ただただ驚くばかりでした。

・写真はレギュラーと美肌へ補正するタイプも選べること
・撮った写真はデータとしてスマホへ飛ばして保存できること
・写真は2回撮って好きなほうを選べること
・頭のてっぺんとあごの下を確認することができること(なぜ確認を求めてきたのかわからないが)
・顔の中心が右か左に寄っていた場合は真ん中へ修正ができること

街中の証明写真機はいろんな目的で過去に何度も使わせてもらったけど、修正も効かない“一発撮り”の経験が長かったから、修正も補正もできるようになっているとは今日の今日まで知りませんでした。スマホにデータを保存できることも知ったけれど、焼き増しが必要なほど顔写真が必要になるとは考えにくいので、選びませんでした。
ちなみに、顔写真はあえて白黒にしました。カラーにしない建前上の理由は「陰影がはっきりして本人確認しやすいだろうから」ですが、真の理由は「カラーだとヒゲの剃り跡が青々として出ちゃうから」です。自分も男の端くれ、ヒゲには悩みが尽きず、剃らずに抜くことで青々としないスッキリした顔にしたいのです。それは顔写真も同じで、10年間使うパスポートもイイ男でいたいわけです。

・・・この男心、わかってもらえるかなあ・・・。

あとそれから、出来上がった白黒の顔写真を見て、父親の晩年の顔に似てきていることにも気づきました。遺伝と言うは易くで、ありていにいえば老けたわけです。だからまあ、これからも徐々に、あるいは一気に、身体は変化していくのだろうと考えずにはいられませんでした。
たかが写真ですけど、いろいろと考えることがありましたわ。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?