カウントダウン
誕生日。自分の本心では嬉しくない感情が大多数を占めています。
それはどうしてかというと、
死へのカウントダウンが進んでいるから。
人間誰にでも平等に時間は過ぎていきます。その、時間が過ぎていく様子に、・・・なんだろうなあ・・・、プラスの感情とマイナスの感情の両方が混じりあって、嬉しくもあれば嬉しくもない、得も言われぬ気持ちなっています。
特に、徐々に老いていくことに抵抗感があって、加齢を認めたくない気持ちも持っています。それとともに、何でもいいけれど何も成し遂げていない状態に焦りみたいな感情もあり、近未来のことを考えれば考えるほどいろいろな心情が交錯してしまいます。
“このままじゃダメ、でもどうしたらいいのだろう”
って。
人間誰もが皆、いつかは死を迎えます。死ぬまでに、いや、死ぬときに、
“あれをやり遂げたから幸せだ”
そういう気持ちを持てるかどうか、を考えてしまいます。
日本人男性の平均寿命からしたら、自分は折り返し地点をとうに過ぎています。それゆえの早い話が、ろうそくの炎が「フッ」と消えるように、自分は明日死ぬかもしれないということです。だからこそ、チャンスは得たいし、チャンスを使いたい。
でも、実際には、自分がやり遂げた事柄は少ないし、Mr.デーブマンに憧れてやりたいと思っているラジオDJは未だ叶わず。そして現状は、生きること・生活を確保することを優先して、ラジオDJとは無縁のコールセンターでの仕事をこなす日々。そういう状態だから、誕生日といったって嬉しくない感情になるのです。
だから、やりたいことを遂げた人たちを羨ましく思うし、リスペクトしかないです。
翻って、自分がやり遂げるにはどうしたらいいんだろう?とあれこれ考えてしまう。自力でダメなら誰かの引き立てによる“一発逆転”を期待するしかないんだろうと思う一方で、他力本願だから何も起こらない可能性もありえます。
軸は定まっているのに、軸をつかむことすらできない自分。
ここで一番最初のカウントダウンのことに戻るのです。悲観的な考えというより、ポジティブにはなれません。
栓の出ないことを頭の中で考え、いろいろな心情が交錯しています。
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