目の前で人が倒れた 2人目
昼下がり、スーパーで買い物を終えて帰宅する途中でのこと。
幹線道路の歩道を歩いていたら、脇の建物から段ボールを抱えた30代くらいの男性が出てきました。でも次の瞬間に
バランスを崩して段ボールを落とし、そのまま倒れ込みました。
男性はポケットから携帯を取り出して壊れていないか確認していたけれど、寝ころんだまましばらく立ち上がらないので、自分が「大丈夫ですか?」と声をかけました。すると男性は
「あ・・・、大丈夫ですよ」
そう言いながらようやく立ち上がり
「段ボールが重かったからバランスを崩しましたけど、必要なら自分で救急車を呼びます」
と答えるのでした。
その段ボールの中身を見ると、とある企業のパンフレットで帯封がされたままでした。どうやら、年度が変わって不要になり、未使用のまま処分対象となった様子。実数がどれぐらいあるのかわからないけれど、帯封が複数あったから数百冊単位でしょう。そんなに厚くないパンフレットでもまとまればかなりの重量になるから、バランスを崩して倒れてしまうのも、さもありなん。
だから自分は
「お手伝いしましょうか?」
と言うだけ言ってみると、男性からは
「いえ、大丈夫です」
と断られました。でも、一人で一度に運び出そうとしてバランスを崩してしまったのだから
「じゃあ、2回に分けて運ぶしかないですね」
と男性に伝えて立ち去ることにしました。その後のことは知らないけれど、一度で運ぶのはやめたと考えたいです。
今回は救急車を呼ぶことにならなかったけれど、一瞬は去年9月のように救急車を呼ばなければいけないという脳裏をよぎりました。
https://note.mu/f_yoshihiro/n/n2aa3e26a4c5f
それにしても、自分の目の前で転ぶ人が案外といて、ちょっと不思議です。今年2月も外国人観光客が転んで頭を打っていたのを見かけたし、
(周囲にいる人が脇を抱えて起こしたので、これも大丈夫だった模様)
今年だけでも今日が2度目。なんだか自分の危機管理能力を問われているような気がしました。
(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)
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