薄くなった電話帳

帰宅したら、玄関ドアに袋に入ったものが立てかけてありました。この時期で配布しているものといったら「たぶんアレだろう」と思って手に取ってみたら、案の定、今年の電話帳が全世帯に配布されていました。そのまま引き取り、去年の電話帳と比較してみました。

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サイズは一緒(当たり前か)。しかし厚さはどうかというと、わずかながらも去年より薄くなっていました。

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インターネットが普及する前(おおよそ25年前)の電話帳の分厚さを知っていると、1cm程度まで薄くなった状態に
「時代の流れ」
「ネットの普及」
「個人情報うんぬん」
「ポケベルも終わった」
などなど、いろんな理由が頭の中を駆け巡っては「ま、そういうことだ」と結論づけて終わらせています。
少数派になったかもしれないけれど電話帳を必要とする人はいるから、NTTは来年も電話帳を発行してくれると思うけれど、自分は受け取っても結局使わずじまい。必要あって電話番号を確認することがあっても、今の自分はネットで検索して済ませてしまうので、使わずに終わってしまいます。そう考えると、今の自分にとって電話帳は『あれば便利だけどなくても困らない』という典型例です。なお、この電話帳は資源回収に出すつもりです。

で、写真撮影後に封を開いて、去年の電話帳の中身をパラパラとめくってみました。すると、引っ越し業者や病院にお寺まで、電話帳の番号と番号の間に広告が挟まるスタイルがいろんなページにあって、スタイルが変わっていないというか、懐かしいというか、なんというか本中華で、高校生や大学生のときにヒマをみては黄色い電話帳を隅から隅まで見ていたころを思い出したのでした。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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