初めてのバリウム

今日は休み。ですが、健康診断に行ってきました。
あらかじめ予約しておいた健診センターへ行って受付と同時に検便を出し、名前を呼ばれて順次検査を受けました。項目順に、血圧、身長・体重、視力、聴力、血液、問診・腹圧、腹囲・心電図、尿、胸部レントゲン、そして胃部レントゲン。
自分は検便から胸部レントゲンまでは経験があるので、初めて訪れた施設ではあるけれどやることは一緒だから特に不安もなかったのですが、最後の胃部レントゲンは今回が初めてです。当然、バリウムを飲むのも初めてでした。身内や知人にはバリウムを飲んだ経験を持つ人もいるので、やれ“ゲップを出してはいけない”だの“下剤を飲んで排出しないといけない”という話を聞かされると、バリウムが怖くて不安が先行していました。

胸部レントゲンを終えていったん通路に出て隣の胃部レントゲン室前で待っていると、すぐに名前を呼ばれて中に入らされ、下着以外は全部脱いで検査用のガウンを着用するように言われ、いざ検査室へ。そして看護師さんから
「胃袋を膨らませる粉を舌の上に広げてから、少量のバリウムを飲んでください。ゲップが出そうになっても唾を飲み込んで抑えてください」
との指示。なにぶんにも初めてだけに、最初は粉を口の中へ恐る恐る入れて、バリウムを少しずつ少しずつ少しずつ入れると、ラムネキャンディが口の中で膨れて破裂するような食感が広がりました。
少量のバリウムを飲み終えると検査する台に乗せられ、男性の検査官がガラスの向こうから
「はい、少し左を向いたまま、左手でバリウムを少しずつ飲み続けてください」
という指示がスピーカーから聞こえ、あとはもう言われるがまま飲みながら検査が始まり、飲み終えて紙コップをホルダーに収めたら、左を向いたり右を向いたり、仰向けになったりうつ伏せになったり、腹部に枕が入れられたり取られたり、検査台の角度が変わったり、グルグル2周したりと、何も考えることもしないまま、検査終了。そして下剤を2錠渡され、1錠はすぐ飲むように言われたので検査室を出る前に飲んで、地下鉄に乗って帰宅しました。
帰宅して約三時間後に下剤の効果なのか、白い便がとりあえず出ました。バリウムが排出されたと思いますが、それで全部出たのかというとすごい微妙な感じはしますが、追加で下剤は飲まずに今過ごしています。

なお、バリウムはヨーグルトのような味がして美味しかったです(笑)。また、心配していたゲップは検査が終わってから出ました。
だからまあ、初めてのバリウム体験は無事終了といえますが、あまり好き好んで体験したいとは思えませんでした。でも来年も受けることになるんでしょうけどね。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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