微妙

昨日、夜7時ころに帰宅。その後、夜10時くらいから雨音が聞こえてきて、ネットの天気予報でも雨の予報になっていました。
そして朝。地元ローカル番組の天気予報では「雨はいったんやみましたが、午後にまた降るでしょう」と気象予報士さんが話していました。そんな朝7時の時点では青空です。

「んー、折り畳みにする」

折り畳みではない長い傘を持たずに出勤することに決め、いつもの時刻にいつものように家を出て、いつものように地下鉄駅へ向かいました。すると、近くの小学校へ登校する児童は傘を持っていたりします。親御さんが万が一のことを考えて傘を持たせたのでしょうけど、傘を持たない(折り畳みは持っている)自分が判断ミスをしたような感じになりました。
でも、それは自分の考えすぎであることはわかってきました。

いつものように自宅最寄り駅に着き、改札を通ってホームへ下りると、大人たちは傘を持っていません。あるいは、リュックに折り畳み傘を差し込んでいます。つまり、自分と同じように、雨が降っても折り畳みで対応すると考えた人が多かったようでした。
同じような考えを持っていると分かっただけでも、少しだけ安心するというものです。

地下鉄を降りていつものように出社し、いつものように仕事をし、昼休みまでは雨が降らずにいたことは、休憩室の窓からわかっていました。ただ、高層ビルの高層階から見上げた空は灰色の雲に覆われており、雲だけにいつ雨が降ってもおかしくない雲行きに変わっていました。
そして、

夕方4時ころに小休憩で休憩室へ行くと、雨。

午後に雨が降るという天気予報は見事に的中。
「あ、やっぱり降ったのね」
覚悟していたからショックとか驚きもないのですが、帰宅時に傘を使うことになると頭の片隅に入れておき、再び仕事を続けました。
夕方6時に仕事を終えて、地下鉄に乗って自宅最寄り駅で降りて階段を上って地上に出ると・・・

雨はやみ、曇り空に戻っていました。

なので、カバンから折り畳み傘を出すこともなく帰宅することができました。めでたし、めでたし。
とはいえ、雨の予報でありながら傘を差さずに済むというのは、晴男といっていいのでしょうか。たまたま偶然が重なっただけかもしれず、すごく微妙な感じです。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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