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Fさん(が)Watch!

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昭和四十年代の幼児期にウルトラマントランプで五十音を覚えて以来の活字中毒&物語中毒。そんな肉体年齢≒オタク歴の私・F「が」ウオッチした小説・マンガ・アニメ・ドラマ・映画などの作品…
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#アニメ

0445:表現の深度

0445:表現の深度

 いわゆるメディアミックスの走りは、一般的に角川書店の「角川商法」だとされる。赤川次郎『セーラー服と機関銃』の出版が1978年、映画が1981年。私の中学から高校にかけての時代だ。私もまた、当時原作を読み赤川次郎にはまり、映画を観て薬師丸ひろ子にハマった。薬師丸ひろ子は今も素敵な女優だ。

 メディアミックスの元祖については、角川ではなく徳間書店だとも、小松左京『日本沈没』だともいわれている。日本

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0228:アニメを観る習慣

0228:アニメを観る習慣

 昭和後期に十代を過ごした私にとって、アニメは既に当たり前の娯楽だった。宇宙戦艦ヤマト、未来少年コナン、機動戦士ガンダムといったラインナップを小~中学生で経験したら、そりゃあアニメが嫌いになろう筈がないじゃないか。それでも趣味人口規模からいえば、アニメは一部好事家の嗜み、という程度だった。大学のサークル(文芸系)では、それまで周りにいなかったアニオタがむしろデフォ属性で、実に楽しかった。

 アニ

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0192:FさんWatch! 趣旨説明

0192:FさんWatch! 趣旨説明

 令和3年4月1日に著述業の開業届を提出した。すぐさま原稿仕事があるわけではないので、まずはいろいろな文章を書きためることを心がけたい。

 noteではもともと「Fさん、だいじょうぶ?」を執筆している。これは27年間勤めた公務員を早期退職しようと決めた日から、退職まで、そして退職後に個人事業主としてどのように活動を始め、軌道に乗せるのかを日記として綴る趣旨の連載だ(注:家業の具体的な中身には原則

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