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人と少し「ずれる」といいこと

私は今、「大学院進学」と「就職」とで絶賛悩み中です。

就活の情報は多すぎるくらい溢れている一方で、大学院の情報は非常に少なく自分でキャッチしにいかない限り全く情報が入ってきません。就職するという王道コースから外れることは、色んなコストとリスクがかかると感じます。

大学院に行きたいという思いはいろんな要素が積み重なったもので一言では言えないのですが、これまで関わってきた大学院に通う先輩やお世話になっているの先生への憧れや、自分もそうなりたいという意外とシンプルで子供っぽい感情が強い気がしています。もちろん、大学で学ぶこと自体がすごく楽しく、もっと掘り下げて議論して研究したいという気持ちがあります。

他に大学院に行きたいと思う感情として大きいのは、他の人と同じが嫌だ、何となくこのまま就活のルートを辿るのが嫌だ、という就活や就職に対するネガティブな気持ちです。特に、就活を大学3年から授業を休んでまですることにはかなり懐疑的です。私が就職を選んだとしても、本格的な就活は大学4年生からでいいと思っています。

タイトルにした、「人と少し『ずれる』」というのは、比較対象をなくすことを指します。

周囲の人と自分を比較してしまい焦ることは日常的によくあることです。私は、多数派で安全とされる王道コースから自ら外れていき、少しずつずれていくことで、自分と比較対象になりえる人を減らし、自分らしく生きることができると考えています。

人と「ずれる」ということは時には不安になることもあります。しかし、ずれているからには、人と比較することではなく自己と向き合い考えることで不安を解消せざるを得なくなります。この、「ずれた」ときに生まれる自己対峙の機会こそが「ずれる」ことの最大のメリットだと思います。そして、一度ずれると次回以降の選択の場面における選択肢も人と少しずれていき、徐々にずれが大きくなっていきます。どんどんずれていく、比較対象をなくし、自分と向き合い選択する。これこそが自分の人生を自分らしく、オリジナリティをもって生きる秘訣だと、20歳の私は思っている、というわけです。

数年後にこういう文章を読み返すと、自分が恥ずかしくてたまらなくなると思うのですが、20歳という節目の年だからこそ、思ったこと考えていることを記録、発信していきたいと思っています!

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