見出し画像

解釈を変えることによって、不幸感を抜け出せるし、成長もできる

私は、2015年に新卒でNPO法人に入職し、ボランティアの大学生と青少年向けのいろんな事業・サービスを作りながら、ボランティアの大学生自身の成長に関わる仕事を8年以上してきています。

今日は成長マインドセット?というか、成長に必要な要素について書いてみようと思います。もしよければ最後までお付き合いください。


なかなかライティングを継続するのが難しくなってきたこの頃です。というのも、先日voicyでたいろーさんが話されていた内容に影響を受けたからです。

仕事術の話で、ラストスパート型とロケットスタート型の話をされていて、長らくラストスパート型でなんとかやってきた私ですが、2024年はロケットスタート型に挑戦したいということで、後回しにせず、ポンポン捌いていこうというスタンスでおります。

なかなか多岐にわたっていろいろと入ってくる時期なんかで言うと、なかなか隙間がつくれず、どうしてもこうしたアウトプットの時間が圧迫され気味になるというのもあります。

ただ、切り替えたことによって生まれる余裕もそうですし、何より頼まれたときが一番記憶としても新しいので、「あれ、どんな話だったっけ?」みたいな思い出す時間が削減されるのはいいなーなんて思っています。

前置きが長くなりました。

○解釈によって未来はできあがっていく

同じ出来事を経験しても、人によって感じ方が違う、ということは皆さんもよくご存知だと思います。

朝起きて雨が降っていると、「天気がわるいんだなー」と感じるタイプの私ですが、日照りが続く農家さんにとっては恵みの雨だったりするわけですが、注意するべきは、解釈することによって、気分や行動にも影響することです。

単に、「そういう見方もあるんですね。」となるだけならいいのですが、気分が落ち込んだり、挑戦に一歩足が踏み出せないのであれば、それはやがて大きな問題になります。

「⚫︎⚫︎さんは、▲▲というところがすごいね!」と言われても、
「どうせご機嫌をとって何か嫌なことを頼むつもりだ」なんていう解釈をすることは誰も幸せにしないどころか、自分で「不幸感」を作り出すことに繋がります。

「ABC理論」や「認知行動療法」みたいな研究もされています。
とはいえ、わかっていてもできないのが人の難しいところでもあります。

○自己効力感も解釈によってつくり出すことができる

「不幸感」といったネガティブな感情・気分を作り出すことができる一方、自己効力感(できそう感や根拠のない自信)といったポジティブな感情もいわば解釈の世界でしかないわけです。

「できそう感」といっているだけに、「完璧にできる!」とは限らないですし、むしろ「いきなり最初から完璧にはできない」とさえ認識していることがほとんどです。

そこに「自信」という実体のようなものがあるから、自己効力感をもてるのではなく、「なんとなくそんな気がする」という驚くほど曖昧なものだったりします。

意外とその「なんとなく」が大事なのですが、とはいえ、所詮は「なんとなく」なんです。笑

○どのように解釈をするかをコントロールする

詰まるところ、「解釈」は変幻自在で自分の思い通りに動かすことができます。

ただし、車を運転することができる人は多いですが、だからといって誰でもが最初からいきなりできるわけではありません。

思い通りに動かすことはもちろんできますが、思い通りに動かすには知識とスキルが必要になります。一定の知識とスキルを手に入れることができれば、コントロールすることができます。

ステップは以下の3つです。

  1. まずは自分の「解釈」を自覚する

  2. いろんな捉え方を知って、解釈の幅を広げる

  3. 意識してやってみる

1.2.が整えば、3.は実践を少しずつやれば自然とできるようになることも多いです。

そうすれば、いわゆるなんでも「ポジティブシンキング」に変えちゃうみたいな話ではなく、地に足のついた自己効力感を手に入れることだってできちゃいます。

自分がやっている仕事の8割は人に関わり、これをやっています。


現場からは以上です!

今日も皆さんにとって、すてきな1日になりますように。


「人の育ち&チームづくり」とは?

これは、私が働く大学生主体のNPO法人にて、大学生とともに事業実施をする中で感じたことや気付いたこと、またチームで活動する中での気づきや学びを共有したり、チームとしていま直面している課題やこれからについて共有したりしながら、ジブン自身も、読んでくださっている皆さんにとっても、チームづくり・コミュニティーづくりについて学びを深めていけたらと考えています。

私が働くNPOではたくさんの大学生が活動しています。学年もバラバラで、入りたての1年生の子もいれば今年が最後の1年!ということで意気込む4年生の子までいます。

世の中にはあまりない、4年ですべての人が入れ替わるという不思議な組織でもあって、「学生(先輩)が学生(後輩)を育てる」という文化を継承しながらやってきている組織でもあります。

よければ他の記事も覗いてみてください!

おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!