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わからないことを伝えることが共感のための第一歩

私は、2015年に新卒でNPO法人に入職し、ボランティアの大学生と青少年向けのいろんな事業・サービスを作りながら、ボランティアの大学生自身の成長に関わる仕事を8年以上してきています。

今日は、「共感」するために意識していることというテーマで書いてみようと思います。もしよければ最後までお付き合いください。


はじめに

ブラック企業や心理的安全性の低下、心理的には安全だけどキャリア安全性が低い、など、スキルや専門性などいわゆるポータブルスキルのある人こそ、「別にここじゃなくてもいいしなー」という、ある種の組織に対する遠心力が働きやすい時代になっているとも言えます。

そんな中で注目されるのが1on1をはじめとする、「部下や後輩の話を聴く」ということです。

話を聴く際には、結局は「傾聴」が大事です。
みたいな結論になることが多いのですが、現場では「傾聴していればOKなんて話は全く通用しない」わけであります。

そんなわけで、何のために傾聴するのか、傾聴は手段であって目的ではないにも関わらず、手段が目的化していることに警鐘を鳴らしつつ、

傾聴から得られる「共感体験」は部下・後輩との信頼構築に寄与するのはもちろん、それによって仕事の成果・パフォーマンス向上の因子になりやすいので、今日はそのあたりについてのお話です。

○傾聴は手段であって、目的ではない

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おいしいお酒を飲んで、ニヤニヤしながらまた今日も生きていきたいです!