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自分たちのからだのこと、生理のことを「ぶっちゃけトーク」してみました!後編

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ナプキン派? それともタンポン派?

こん「みんなは生理用品、何を使ってますか? 私、じつは小さい頃、水泳をやってたのもあって、最初からタンポンを使ってます。なので、ナプキンをあんまり使ったことがなくて」

しろ「タンポンはじまりはめずらしいかも」

こん「そうかも。でも、あまり違和感なく使ってたなぁ」

みず「私も母親がタンポンを使ってて、すすめられました。『これだったら水泳も休まないでいいから』って言われて。でも使ってみたんですが、最初はめっちゃ痛いし、不快感がすごくて。自転車通学だったんですけど、自転車が揺れるたびに違和感があって、ダメだこれちょっと無理だわってなったので、途中からは使うのをやめてました。大人になってきてまた使い始めたら、だいぶ快適に使えるようになって、今ではすっかりタンポン派です!」

もも「私は、じつはタンポンがいまだに怖くて……完全ナプキン派です。なので、温泉旅行に生理が当たってしまったときは、残念だけど大浴場はあきらめて過ごしてきました。
過去に一度だけ、海外旅行に行ったときには『さすがにせっかくの海外だし、海に入れないのはつらい』と思って、がんばって使ってみたけれど、やっぱり合わなくて、それから使っていません」

しろ「タンポンを使ったことがない人って、結構いるよね。私もずっとナプキン派だったけど、タンポンを試しに使ったら『こんなにも便利なものがあるんだ!』ってめっちゃ驚いて、そこからはタンポンとナプキンの併用です。
でも、最近月経カップを知ってしまい、これもまた便利だぞと気づいてしまいました(笑)」

もも「私はやっぱり無理だなぁ、タンポンは。その次にも、海外旅行と生理が重なりそうなときがあったけど、そのときはピルを使ってずらしてました」

こん「私は、生理のときに不調とか、経血が多くて困るとかいったことがないし、最初からタンポンだったのもあって、旅行と生理が重なっても全然気になったことがなかったかも。旅行中に生理になっても、とくに何とも思わない。生理痛もないし、いつもといっしょな感じです」

しろ「そんなふうに、しんどくならないのはうらやましい……」

どの生理用品を使うかには母親の影響が大きい⁉

もも「今思ったけれど、私、自分が使わないこともあって、娘にまったくタンポンについて教えてないです。娘も存在は知ってると思うけれど、使ったことはないはず。
こんさんのところはたぶん、娘さんに生理が来たら『タンポンっていうのもあるよ、どうぞ使ってみて』って言えそうよね」

こん「うん、言えると思う」

もも「そういうふうに、家庭によってなじみのある生理用品に違いがありそう」

こん「たとえばピルも、みずさんはさっき飲んでるって言ってたけど、私たち40代は飲んだことなかったり、まだちょっと抵抗があったりするので、子どもにもすすめづらいっていうのがあるかも。
みずふわさん世代がお母さんになったら、またきっとそこも変わってくるんだろうね」

みず「そうですね。ただうちは親が、ピルに対する抵抗がいまだにあるみたいで、ちょっと太ったりすると『ピルのせいで太ったんじゃない?』なんて言われることがありますよ。スルーしてますけど(笑)。
私がピルを飲みはじめたきっかけは友だちでした。友だちと生理の話になったときに、『ピルはめっちゃいいよ』ってすすめてくれた子が何人かいたから、ピルを飲もうかなと思えました」

しろ「ピルを処方してもらう婦人科はどうやって探したの?」

みず「友だちの通ってるところを聞いて、そこに行きました。婦人科って探すのが結構難しいですよね」

生理でつらいとき、病院に行く? 行かない? 

しろ「私は、40歳を過ぎて急に生理がしんどくなって、そこからはじめて『生理が重い人ってこんなに大変なんだ』っていうのがやっとわかった感じ。
こうならなかったら、同じ女性なのに生理の重い人の大変さがわからなかったと思う。
若い時から生理が重い人は、本当に大変だっただろうなってことに40代になってやっと気づけました。ちょっと遅かったかも…」

もも「私は、若い頃から生理期間中、少なくとも1日は体調がめちゃめちゃ悪い日があって、このメンバーの中では重めだったと思います。ひどいときには作った料理を最後、鍋からお皿にうつすだけなのに、それすらできなくなってソファに倒れ込むっていうことがありました」

しろ「それはお腹が痛くて?」

もも「お腹が痛いっていうよりは吐き気と頭痛で立っていられないみたいな感じ。自分でも生理中に一度はそうなるっていうことがわかってたので『はい、きましたね』って冷静に捉えていたけど、体調はつらかったです」

しろ「その症状が出たときに病院って行きました?」

もも「そのときは行かなかったです。こんなもんかなと思って、市販の頭痛薬を飲んでやり過ごしてました。別件で産婦人科に行ったときに『生理痛はどうですか?』って聞かれて症状を話したら、『それは病院に来るレベルの症状なので、ちゃんと治療しましょう』って言われました」

しろ「皮膚が荒れたら、見た目にもわかるので皮膚科に行こうかってなるけれど、生理についてはわりと我慢しがちな傾向があるよね。
生理痛で病院に行くっていう発想に、なかなかなりにくかったなと私も思ってました。
最近になって、やっと行って子宮筋腫があることがわかったけれど、本当はもっと早く行っていたほうがよかったのかも。でも、最初のハードルが高いですよね、婦人科って」

もも「とくに生理痛は、時間がたったら過ぎ去るものだから、余計に病院に行きづらいと思います。しかも、毎月こうなるっていうのが自分でもわかってるから、異常ではないと思いがちかも」

しろ「『この嵐がもうすぐ終わることを知っているから、今は耐え忍ぼう』みたいな(笑)」

みず「めちゃくちゃ血が出て痛みがあるなら病院にも行くんでしょうけどね」

もも「そうそう。これはヤバいなっていうのがあれば別なんだけど、そうじゃないと『いつものあの症状ね』で終わりだと思います」
 
生理の症状やタイプは、本当に十人十色。
ほかの人の話を聞くことで、自分のからだについての理解も深まるし、自分とは違う生理のタイプを知ると、相手に対する思いやりも生まれてきますよね。
また、トークの中でも話していたように、生理の不調やつらさは「いつかは終わる」と我慢してしまいがち。
でも婦人科のドクターによると、生理痛があること自体が、じつは良くないことなのだそう。周囲の人と話してみたときに「自分の生理、重いかも……」と感じたら、我慢せずに婦人科を受診することをおすすめします。

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