トップセールスにおける自信、才能
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トップセールスにおける自信とは?
営業マインドに付随して、自信についても触れていきます。
セールス職に関わらず、魅力的なビジネスパーソンには一定の自信があると思います。
他にも、著名人。たとえばアーティストなども自信に溢れている方が多いと思います。
そんな人を魅了する自信。自信とはなんなのか?
自信は使い方に失敗すると「胡散臭い」「信用できない」「怪しい」などのマイナス効果を生んでしまいます。
マルチの勧誘、詐欺師などをイメージすると、なんとなく魅力的に自信満々に話をしている気がしませんか?
プライベートならなんとも言えませんが、ビジネスの世界では通用しません。
トップセールスやアーティストなど、活力に溢れ、自信満々で人々を魅了する方の特徴は「自信がないこと」です。
え?自信がないのに自信がある?何言っているの?
と思われるかもしれません。
しかし、自信があるという事は、自信がないことの裏返しなのです。
セールスの話に戻りましょう。
セールスの場面では、お客様のためになると思い提案していることがほとんどです。
しかし、
製品を100%信じられるか?
提案を100%信じられるか?
お客様は確実に成功するのか?
こう聞くと、回答に悩まれると思います。
そうです。
どのセールスも基本的に自信がないのです。
特に、トップ層のセールスであればあるほど、自信がないのです。
自信がない時にどうするか?努力をします。
実力に裏打ちされた自信というのは80%ほどが努力で構成されていると思います。
残りの20%は周囲からの承認や結果経験などでしょうか。
つまり、努力をすることで自信がつき、お客様に魅力的な提案ができるセールスパーソンになれる。
という事です。
例えば、以下のようなシーン
多くの方がすでに取り組んでいるよ!と思われたかもしれません。
しかし、自信がないトップ層のセールスは
「もしかしたら○○が起きるかも」「万が一このような反応だったら」「△△社と比較されるならここが足りない」等と細かい部分までネガティブに考え、対策や準備をしています。
これが、トップ層の良い意味での自信のなさだと考えます。
かの有名なイチローさんもこのように話しています。
準備とは「言い訳を排除する」こと
自信がないから、言い訳を排除するために一つ一つの案件に対しこれでもかとネガティブな要素を洗い出し、準備をする。
日常でも、トップになるため、維持するために自己研鑽を怠らない。
上記記事もとても参考になるので、ぜひ御覧ください。
もし、私は違う!自信があるし不安にならない!という方がいましたら申し訳ございません。
中には自信があるという方もいるでしょうが、顕在潜在問わず、ある一定の不安から努力をされているという方が多い印象です。
では、不安や自信のなさから徹底的な準備をしたらどうなるのか。
日々の努力や準備の質が、提案の場での自信に繋がります。
自信がなくなる、不安になるケースで多いのが「想定外の○○」です。
商談失注のシーンにおいても「想定外の○○」で失注してしまうケースは業界問わず多いのではないでしょうか?
良くも悪くも様々なシーンを想定して準備をしてきた方にとって、この想定外が起こる可能性は少ないと思われます。
むしろ、想定している壁や懸念点が明らかになっていることが多いため、○○が起きたら△△しよう。 と事前に準備することができます。
やることが決まっている以上、過剰に不安になる必要はありません。
自信がないセールスが、徹底的な努力、準備を重ねた結果"自信のある堂々としたプレゼン"に繋がる。
自信のある堂々としたプレゼンが、魅力的なセールス。トップセールスに繋がる。のだと考えます。
自信がないという方、チャンスです。
自信がない理由、ポイントなどを一度考えてみましょう。
ポイントが分かれば後は着々と努力や準備を重ねていくだけです。
どれだけ活躍している方であっても、活躍の前は「自信がない状態」だったのです。
いま自信がないあなた、スーパー経営者、トップセールスまで後一歩です。
自信がない自分に気づけている!そんな自信を持ってみても良いのではないでしょうか?
セールスの世界で、才能ってあるの?
どの世界にも才能ってあると思います。センスがいい、あの人は天才だっていう方、いますよね。
では、セールスではどうでしょうか?
生まれ持っての人たらしのような方や、とても良い声の方、容姿端麗など。
営業において有利に働く才能を持っている方はたくさんいると思います。
しかし、「営業」という職種、行為に対しての才能はないのではないか?と思います。
営業における才能
営業には売り手と買い手という2人以上の人が関わります。
判断を人が行う以上、論理のみではありません。
誰しも少なからず感情が働きます。
この人間の感情は難しいもので、全て説明できる物ではありません。
なんとなく嫌だ、自分の感覚で...など言語化の難しい感情によって判断を下してしまいます。
恋愛などもそうですよね。
これが人の不完全な部分でもあり、魅力的な部分ですよね。
この感情という要素+2人以上の人が関わる営業。
相手方がいる以上、営業の才能がある=売れる営業だとは言えないのではないでしょうか?
一方、営業に活かせる才能は多くあると思います。
先述したものを含め、営業に活かせる才能はたくさんあります。
相手の感情を動かすことができる才能は、すべて「営業で活かせる才能」です。
どんな才能が営業で活かせるのでしょうか?
結論、全ての才能だと思います。
例えば、貴方にある才能が、営業とは全く関係のない
「ボールを130kmで投げることのできる才能」だとしましょう。
普段の営業の場でボールを投げるシーンはあまりないので、日常的に使える才能ではないかもしれません。
でももし、お客様が野球好きだったら?
ボールを投げる才能であなたが高校野球にでていたら?
お客様のご子息と戦った学校だったら?
とても奇跡的な話かもしれませんが、お客様によっては「ボールを130kmで投げることのできる才能」をもったあなたと付き合いたいと感じていただけるかもしれません。
結論、なんでもいい
どんな才能でも良いのです。
いま、これを読んでくれている貴方にも、必ず才能はあります。
営業で活かせるか活かせないかは自分次第です。
才能を活かし、トップセールスになっている方々は「自分の強み=才能」を理解している人だと思います。
皆、平等にある才能や強みを理解し、必要な時に活かしている。
あえて営業の才能というのであれば、この自分の強みに気づくことのできる力。でしょうか。
今から誰でもできます。
自分の好きな事は?自分の頑張ってきた事は?自分の強みは?自分の弱みは?
これらを洗い出す事で、自分の才能に気づく事ができます。
スポーツや芸能、過去頑張ってきた経験、強みはもちろん。
弱みも強みであり才能です。
優柔不断な弱みも慎重であるという風に言い方を変えれば強みになり得ます。
相手を知る前に、己を知る。
ビジネスのみならず、プライベートでも大切な要素ですね。
ご興味があれば本編も御覧ください!
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