NYでのコロナウイルスによる影響日記23
4/15(水)
1週間ぶりくらいに日系スーパーへ買い出し。前回売り切れていたインスタントラーメンの類や、減り始めたコメ、マヨネーズなどを買いに行った。
GoogleMapを触っていると、まだ行ったことのない日系の食料品店を見つけた。家から徒歩40分くらいの距離で、ほぼ公園を突っ切るだけなので(それほど巨大な公園なのです)人とも接近しないだろうし自然にも触れたいし、ということで歩いて行った。
公園を抜けてお店に着いたら、なんかアンテナショップみたいな感じでイメージと違った。値段もアンテナ価格で、モノによっては普通のスーパーの2倍くらいだったので何も買わずに立ち去り、結局いつも行く日系スーパーに向かった。
そういえば今までは地下鉄の定期を毎月127ドル(14000円くらい)払って買っていたけど、ロックダウンしてからは更新していないのでチャージする必要があった。このご時世なのでタッチパネルに触れるのも気が引けるけど仕方ない。
ニューヨークの地下鉄は一律料金で、1回の乗車につき2.75ドルかかる。今回は往復で5.5ドルをチャージして、地下鉄に乗った。
人々のマスク着用率はまたさらに上がった気がする。そういえば今日、知事が市内のマスク着用を義務付けると発表していた。
日系スーパーに着くと、けっこう混んでいた。
買い物を済ませた帰路、シャッター通りと化していた家の周辺で、先週と比べていくつかの店が再開していた。家の隣のジャークチキン屋も開いていた。長引くロックダウンに飽きてきたのか、なんだか前よりも賑やかな感じがした。
4/16(木)
大家さんが刺身を買ってきてくれた。ウニ、大トロ、赤身、ハマチ、ブリ、エビ。酢飯もたっぷり。ウニがかなり美味しかった。
Netflixで映画を観た。
日本で契約したNetflixのライセンスは、アメリカでも利用できる。ただし、観られるコンテンツが日本と違う。位置情報でコンテンツを変えているらしい。
これはAmazonプライムビデオも同じだった。むしろAmazonのほうが顕著で、日本のプライムビデオで公開されている映画は邦画・洋画を問わずアメリカではほとんど観られなかった。ドキュメンタルくらい。日本だとAmazon.co.jp、アメリカだとAmazon.comで、別サービスとして稼働しているせいかな。
Netflixに話を戻す。アメリカに居るとコンテンツがアメリカ基準になる。さらに一般的な映画の場合、日本語字幕がつけられなくなる。字幕つきで観られる映画はNetflixが製作した作品だけ。「いや日本語字幕なしで観ろよ、勉強だろ」というご意見もあるかもしれないが、これは私のような根気のない人間には本当に苦行で、2時間の映画を観るのに3時間ぐらいかかってしまう。
まあ分からないところは想像で補うと割り切って巻き戻しをせずに観るのもいいけど、それでもなお根気に問題がある。
オンライン英会話の授業中、講師の本業が学校教師だとのことで最近の子どもたちの問題について話してくれた。
いわく、「本当に集中力がなく、授業内容への関心が年々薄まっている。スマホゲーばっかりやってる」とのことだった。
はっとした。私の根気が無いのもスマホが大いに影響してるかもしれない、と突然ひらめいた。
なにしろ私はいつもTwitterとInstagramばっかり見ていて、1日のスクリーンタイムが実に6〜7時間という有様だ。
この6〜7時間というのは絶妙な長さで、四六時中スマホを触っているというほどのものではない。それが落とし穴だった。つまり「自分はスマホ中毒じゃないさ」と思っていたのであります。
けど2年くらい前からやけに集中力が落ちている実感があって、読書や勉強が続かなくなった。映画を家で観るのもなかなかしんどくなっていた。冷静に考えたら、これらは全部スマホ中毒のせいなのかもしれない。
「スマホ中毒」ってスマホを常に触っている人のことだと思っていたけど、スマホを触らないと禁断症状が出る人のことなんだァと、「中毒」の言葉の意味を考えると至極当然の答えに至った。
つまりスマホを見ていなくても落ち着かずソワソワしてしまう。結果、集中力が低下する。タバコと一緒ですな。
これは良くない! と一念発起して、デイタイムにスマホの電源を切って収納に封じ込めてみることにした。何日もつか分からないけど、とりあえず始めます。目も悪くなった気がするしね。
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