小4から本格的な車椅子♿️生活スタート

こんばんは。

※前回の投稿内容

  • 小3の冬に歩くことが難しくなり、3学期から車椅子を使用し、学校生活を送ることになりました。

  • 校舎の1階は自分の日常用車椅子、2階は大人用の車椅子と使い分けて、階の移動は先生におぶってもらい対応してもらっていました。

  • 登下校は自転車から車に変わりました。





小4に進級してからは、車椅子に乗ったまま席につける机を用意してもらいました。
大きな机で真ん中の部分がくり抜いてある、高さ調整のできるもので授業を受けました。

車椅子で席につくには肘置きは机に当たることが多く、近くに寄ることができず作業し辛いケースがあります。

机を用意していただけたことで、席に移乗することがなくなって、スムーズになり作業しやすくなりました。


階段は階段昇降機を使用することになりました。
よくある階段の端のレールに沿って動くものとは違うタイプのものです。

この階段昇降機は、駅などで見かけた方もいると思いますが、荷物などの運搬で使われたりもしているものみたいです。


使用したものは、台に直接車椅子を乗せて、その下にキャタピラがついているものです。
そのキャタピラが動いて、階段を昇降することができる仕組みになってます。
また、この昇降機で台の上に車椅子を乗せたまま同じ階を横移動して、また違う階にも行くことができます。


小4になる前の春休みに、学校で両親と先生と業者が集まり、階段昇降機への乗せ方や操作方法などを聞き、実際に操作して覚えました。

実際にこの階段昇降機は2階の教室へ親に送り迎えしてもらうときに使用しました。


そのとき以外は昇降機では時間がかかってしまうので、階段を使った移動は先生や友達に手伝ってもらい車椅子ごと抱えてもらっていました。

本当にありがたかったです。




トイレは先生方に抱えてもらい、介助の方などに下着を下げてもらい座って済ませていました。
介助の方は決まった曜日ではなく不定期に入ってもらっていました。


車椅子生活が本格的に始まったこの頃の身体の状態は、歩けなくなりましたが、始めのうちは手すりがあればなんとかつかまり立ちができていました。
手をあげたり、姿勢を直すことは自分でやっていました。
手は体を揺らして反動や勢いを利用してあげていました。
健常の子に比べたら筋力はないですが、上半身はまだ動かせていました。


食事は自分でとれて、牛乳を飲むのは大変だったので牛乳瓶を自分で掴んで、友達や介助の方に腕を持ってもらい飲んでいました。

車椅子での移動は、短い距離は自分でタイヤを回し、長い距離は手動で押してもらっていました。
友達に押してもらうこともよくあり、嬉しかったです。


休み時間は校庭で、先生や友達に車椅子を押してもらい、鬼ごっこなどをしました。


当時自分でできていたことは、短い距離でボールを投げたり、自分に向かって投げてくれたボールをヘッドで返したりすることでした。

体育の授業はほとんど見学になりますが、少しでもできることは自分でやり、試合ではたくさん応援しました。

その中でも水泳の授業は唯一参加できたものでした。
ライフジャケットを着てプールに入り、先生や介助の方の手を借りて参加しました。
ちゃんと泳げるわけではなかったんですが、友達と一緒に参加できるので、それはとても自分にとって大事なことでした。

歩けなくなってからは、前よりも体育や体を動かして遊ぶことが難しくなってしまっていた中、一緒にできるというのはとても大きなことですね。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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