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2024/07/10_#658_医薬品卸とライドシェア
病院薬剤師→医療マーケティング→メディカルコールセンターへ転職しました。
今回の放送では、ライドシェアの活用について、色々と具体例をあげて説明していました。
また、ライドシェア実装については、いろいろな法解釈をしたうえで成り立っていることも説明していました。
自分だったらどうライドシェアを活用するかを考えてみました。
ライドシェアは自家用車を利用して、ヒト・物を運搬するサービスであると認識しています。
自分は病院薬剤師を始め、医療業界でキャリアを形成しています。そのため医療業界でどう役立てられるかを考えてみました。
最近、医薬品に関する供給が不安定になっています。必要な医薬品がなかなか手に入らない状態が続いています。
原因としては様々あり、特定は難しいです。円安による原料の輸入コストの増大により採算が取れない、ウクライナの戦争などカントリーリスクがあり、サプライチェーンが構築できないなどあります。
医薬品供給が逼迫しているのは、日本だけではないようで全世界で起こっているようです。
医療機関は、医薬品を医薬品卸から購入しています。購入している医薬品の中では、いつも使う医薬品とそうでない医薬品があります。
例えば高血圧治療薬は、患者さんの数が多いので比較的多く使用されます。一方、特定の希少疾患でしか使わない薬は必要時に購入しています。
後者の医薬品については、医療機関で常に在庫しているわけではありません。
そのため、緊急で必要になることが多々あります。その時期は予測できません。
医薬品卸は、それに対応して緊急で配達などをして対応しています。
場合によっては休日・夜間であることもあります。
医薬品卸は24時間対応しているところもあればそうでないところもあるようです。
医薬品供給が問題になっており、医薬品卸に対してクレームを入れたり、医療機関との交渉が大変で、医薬品卸になりたがるヒトは減ってきているようです。
そうなると医薬品供給が難しくなります。
それを解消するために、ライドシェアを利用できないかと考えました。
ライドシェアで医薬品の運搬を担当してもらうことで、緊急の配達にも対応できますし、人手不足の解消にもなると思います。
もちろん医薬品の運搬に関しては、通常の物品の運搬とは異なるので、適切な研修を受け、合格したヒトに運搬してもらうなどの制度設計が必要かと思います。
フル稼働していない自家用車を利用し、人手不足の医薬品卸を援助するという目的がなされ、さらに効率よくなるのではないかと思いました。
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