文学フリマだったんですね
今日は文学フリマ東京だったようで、noteもTwitterも参加したよ~の呟きや感想で賑やかだ。
伝え聞いたところ、一般参加者数が史上最大規模になったそうでなんともめでたいことである。
いいな~即売会イベント。
長らく参加していない。
自分で書いたものを本にして頒布したり、知り合いのブースで売り子として手伝いをしたりして、楽しんだものである。
コロナで世の中がザワザワし始めた頃、心身の調子も崩れていって、そういった活動もほとんどできなくなってしまった。
イベントそのものもなくなったりしていたしね。
イベントに申し込む。
イベントまでの締切期間と印刷予算を考慮して印刷所を選ぶ。
印刷所で見積を出して予約をする(入稿ページ数はおおよその目安で)。
遅筆ながら書いたものをフォトショで体裁を整え、印刷所に提出する。
直しがあれば対応する。
早割入稿ができていれば大優勝。
イベント直前ギリギリ入稿も何度かあったりする。
当日までに銀行に行って釣銭を用意する。
新刊用の値札、机の上に置く看板、試し読み用の冊子を用意する。
余裕があればコピー本も作るけど、たいてい余裕はない。
当日早朝、会場のブースに並べるものをキャリーケースに詰めて出発。
即売会がスタートするまでの準備はこんなものだろうか。
というのは、わたしに即売会参加を勧めてくれたひとの言葉だが、まさしく至言だなと思う。
よっぽどの天才と多作な物書き以外は、締切がないと本を完成させることなんかできないからだ。
今、わたしの背中にもブーメランがバシバシに刺さっている。
わたしは寡作で遅筆なことが分かっているので、こうして(できるだけ)毎日noteを更新してなんとか書き貯めているみたいなところはある。
久しぶりに同人誌即売会参加したいなあ。
次の文学フリマは11月でずいぶん先だ。
調べてみると、もう少し規模が小さくフランクなZINEフェス的なものは都内各所でぽつぽつ開催されているみたいなので、まずはどんな様子なのか見に行ってみるのもいいかもしれない。
同人誌即売会で頒布しているような本は、ほかではまず手に入らない。
特に文学フリマの本は創作文学なので、二次創作マンガのように書店委託も難しい。買いそびれると二度と会えないということも起きうる。
一期一会という言葉がふさわしい。
そういうところも含めて、即売会イベントが好きだ。
創作系の即売会イベント、また調べて遊びに行ってみよう。
では、また。
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