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60%くらいの出力で

昨日言っていた仕事の入稿が無事に完了し、ひと安心の夜。
「入稿お疲れ様です」という定型あいさつに、思わずスクショを撮ってしまうほど浮かれてしまった。

どこで見た誰の発言だったか忘れてしまって、ちょっと探してみても見つからなかったんだけど、

ある程度嫌いじゃないことを仕事にしたほうがいい。
もしくはあなたにとって60%くらいの出力で成果が出る仕事をするといい。
あなたが100%の出力で成果を出す事柄を、60%の出力で成果を出せるひとがいる。
そういうひとに、あなたは敵わない。
ひとはずっと全力を出し続けることはできないから。
だからあなたにとって嫌いじゃなくて楽にこなせる仕事をしたらいい。

出典不明 かなり意訳しています

というような発言がTwitterで流れてきたことがあった。

昔流行った「一番やりたいことを仕事にしろ」系自己啓発本っぽくて、やや胡散臭いけど、今のわたしにはちょっとしっくりくるなと思う。
たしかに、常に全力は無理だろう。

久しぶりに写真と文章の仕事をしてみて、出力は70%くらいだったと思う。
初稿を出してチェックを待つ間、友人からもらったジャスミンティーを煮出して、ポットに詰めて冷蔵庫にしまったりしていた。
チェックで返された箇所は2点の表記ゆれだけで、あとはそのままだった。

あんまり簡単で、拍子抜けしてしまった。

これをどれくらい本数をこなせるかで収入が変わるわけだけど、自分が生活できるくらいのギャラを稼ぐのは当然容易ではない。
わたしの知ってる専業ライターさんは1年中ずっと働いているような方で、でもそれは彼女が並外れたバイタリティを持っているというのと、忙しければ忙しいほど楽しくなるタイプだからだと思う。
彼女の出力は常に200%くらいに見えるが、本人としてはどれくらいなのだろう。今度機会があれば訊いてみたい。

わたしはどういうふうにすれば、60%出力で成果を出し続けられるようになるだろう。

とりあえずは委託を受けた仕事をこなしていくしかない。
どういう仕事が一番楽しいのか、一番要領よくいい感じに書けるのかを、自分が知るところからだ。

そろそろアパートの契約更新だ。
次の契約中には、生活扶助だけでも卒業できるようになれるといいな。


では、また。

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