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『スイカゲーム』VS『哲学シャーク・オブ・ザ・デッド!』後編 頭突きでカボチャをカチ割るまでのパンクヘッドの苦悩と右脳

ハイ!葉落々の『哲学シャーク・オブ・ザ・デッド!』の時間がやって来ました!

果物を武器に敵と戦わなければならないのなら私はドリアンを選びます! どうも葉落々です!今回の『大學奇譚 葉落々の準備室』は前回に引き続き『スイカゲーム』回!電脳スイカの世界をはららっと哲学シャークしていきましょー!

この画面を何度見ることになるのやら

『スイカゲーム』は「人のプレイを観てるとやりたくなるゲーム」です。
でも具体的にどんなプレイをお望み?では、早速プレイ開始といきますか!

フルーツは最小のサクランボから最大のスイカまで全11種類。そのうち小さい方から5種がランダムで選択されて、それをフィールド上に落下させて積んでペアを作る。積まれたペアは2個が合体して次の大きさの1個のフルーツに成長するってわけね。
そうやってフィールド上から溢れ出さないようにうまく合体成長させていく落ちゲー。うん、ルールはそれだけ。カジュアルでジャジーなBGMがゲームの邪魔をしないでいい感じ。

ハロウィンバージョンにアップデート!

私に出来ることはフルーツを落とすだけ。つまり、プレイヤーが利用できるリソースはものすごく限られてるってわけ。その限定されたリソースをいかに得点へと変換させるか。それがスイカゲームで求められるスキルなのね。
これはもう偶然的事故を発生させて、連鎖成長させるよう意図的に積まなければならないってことね。合体成長した次の一手のさらに先の事故を見通して落とす。シンプルだけど奥が深いってのはこういうこと。

それにしてもBGMがループする時の空白時間が気になるよね。何なのこのとってつけたようなBGMは。

フルーツは丸い。だからブロックのようにきれいに積み上がらず、雪崩れ式で不規則に崩れてエントロピーは平坦を目指す、って、サクランボ重過ぎない? リンゴとカキの僅かな隙間を無理矢理押し通って落ちたよ! いやいやイチゴ潰れるって、と思いきやイチゴ一個で底辺を支えちゃってるし! よく見るとこのイチゴムカつく顔してるわー。そっちに転がっちゃうのかブドウ! ブドウ! 何よこのブドウの摩擦係数! ブドウって微妙に丸くないからくさびを打ったみたいにフルーツを固定しちゃってない? ああもうBGMが脳裏にこびりつくっ! 音鳴ってない時まで曲流れてない? パイナップルデカくて詰まって隙間空き過ぎ! ブドウの摩擦係数! イチゴのムカつく表情! サクランボ重っ!

ついにハロウィンバージョンのカボチャが!

とまあ、あれこれトライアンドエラーでフルーツを積んでいくと予期せぬ連鎖成長で一気に空間が解放される瞬間がやってきます。これこれ!このために摩擦係数の高いブドウ転がしてんのよ!
スイカを作るのに右脳思考なひらめきはほぼ必要ありません。フィールドの底に溜まった不要なフルーツ群をいかに連鎖成長させるか。そのロジックと偶発事故がスイカゲーム攻略のキーとなります。
とは言え、ふうん、攻略ねえ。攻略も何も運要素が強い落ちゲーよ。パッと盛り上がってサッと終わらせちゃいましょうか!

──1時間後──

あと一回遊んだら今日は終わり。
あと一回やったらもう寝るわ。
あと一回だけ、とりあえずメロンまで育てたら今度こそやめる!
もうこのBGM聴きたくない! やめてやる! だがしかしっ……! 終われないっ……! すでに底なしの沼っ……!

苦労して育てたスイカの存在感たるや

制約が多くあってこそ得られる達成感があります。スイカゲームはまさにこれ。フルーツを落っことす以外全てが制約となり、プレイヤーは唯一の達成感を求めてブドウの摩擦係数と戦わなければならないのです。私だったらドリアンですべてを潰して突き進むけどね。
夢の中であのBGMが流れるまで遊びまくりましょう。
いつか、スイカと出会う時まで。

『大學奇譚 葉落々の準備室』今日はこの辺で!

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