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大学に落ちて浪人が決定したという夢を見た。目が覚めて、しみじみ夢で良かった〜!!!と思う。浪人は二度としたくない。浪人時代は楽しかったけど、もう嫌だ。

瞑想をしているの、いろんな気付きが、雨のように振ってくる。どこかのだれかの叡知と繋がっているんではないかと思うくらい。

今朝もいつも通りラジオ体操をしたら、妙に体が重かった。昨晩、めったにない豪華なご飯を食べ過ぎたせいかもしれない。毎朝同じくらいの時間に置きて、同じようなことをしていると、体の変化に気付けるようになる。

スピリチュアルテラーのサトミさんが言ってたことを思い出す。私たちは「自分」という車(体)に乗っているということを。

車の調子が悪ければ、手入れしないと動かないし、目的地にもたどり着くこともできない。乗ってる私が「今日は100キロのスピードでガンガン走りたいな」と思っていても、車の調子が悪ければ、それは無理な話だ。

車が調子よく走れるよう面倒を見つつ、車に合わせて移動距離を考える。目的地を定める。これが大事。

なのに、今までのわたしは、ガソリンもないのに、無理やり突っ走ろうとしたり、エンジンがもうすでに故障しかけているのに、何とかして動かそうとして、しっかり故障させてしまったり。ずーっと車のことを置き去りにして、肺炎に5回もなって、ぎっくり腰にも3回くらいなって、しんどい目に遭ってきたけど、そういうことなんだなと妙に腑に落ちた朝。

午前中、録画しておいた100分de名著のペストを見る。カミュの本、読んだことないけど、しみじみすごい。これは一度ちゃんと読んでみたい。ペストという疫病に振り回される人たち。まるで現代を映しているかのよう。すごい。不条理文学おもしろいな。たしかに、人生なんて、不条理の連続だよなぁ。それが当たり前で、そんな状況に置かれたとき人はどうするか?

面白い。

気になった言葉をケイタイにメモする。

人間の人生とは「ペスト的状態」
自分にできることをやる。自分の職務を果たす。
自分に何ができるかを見極めて、それを行う。それが「誠実さ」。
絶望に慣れることは絶望そのものより悪いのだ。

お昼からマダム宅にお呼ばれしているので、行く前に、オーガニック系のスーパーに寄って、手土産を購入する。マダムはオーガニックに徹底してこだわっているので(砂糖もほぼ取らないといっていたし)、下手なお菓子とか持っていっても困るだろうし、いろいろ迷って、イチゴにする。イチゴも農薬使われてるものが多いけど、このスーパーのイチゴなら、きっと喜んでくれるはず。

お宅についたら、薪ストーブがついていた。寒いからつけたのって。やっぱり薪ストーブに火が入ってると安心する。お昼ご飯は4日目、酵素たっぷりだという酵素ご飯(玄米)のおにぎり、いりこだしのおみそ汁(味噌は自家製)、切り干し大根の炊いたん、新玉ネギのサラダに自家製にんにくドレッシング。

おにぎりに海苔まいてねと出された海苔までパリパリで風味豊か、本当においしい。

これが本当の贅沢というんだろうなと家族4人で食べまくる。息子や夫などはおにぎり5個くらい食べていた。酵素ご飯、モチモチしていて赤飯みたいですごくおいしい。聞くと、玄米を選別することからやっているという。欠けたものや、余計なものがないか、玄米をテーブルに広げて30〜40分かけて選別し、それを1升分炊いて、日々少しずつ食べていく。

酵素ご飯、体にもいいし、こんなにもおいしいなら、我が家でもやりたいな!と思ったんだけど、選別すると聞いた時点で諦める。

その後、マダムと旦那さん(ふたりとも70代)と私たち夫婦で団らん。やはりいろんな人生経験をされてきた人の話は深く面白い。

3人お子さんがいて、3人とも大学に行かせていないと言うのが一番興味深かった。旦那さんは長く人事の仕事をしていて、京大や東大をでていても、全然仕事のできない人をたくさん見てきたそう。そんなこともあって、大学に行かなくても、人生は本人次第みたいな考え方で、大学には行かせていないと。

すごい判断だよね、と夫と話す。今まで息子に京大に行ってほしいなんて言ってたけど、「親のエゴなのかもね」と話す。勉強なんて出来なくていいから、本当の意味での頭のいい子になってほしいなと思う。

私も社会人になってたくさん出会ったけど、勉強の出来るバカは、たくさんいる。

頭のいい子に育てたい。

マダムは私のブログも読んでくれていて、「本当に理想の子育てをしてるなと思って見てたの」とふいに言われ、泣きそうになった。毒親に育てられた私は、絶対に両親のようになりたくないと必死でやってきて、今だって必死で、でもなんか、そんな風に言ってもらえるなんて、と驚いた。

試行錯誤、いろいろやってるけど、憧れの女性に、理想の子育てをしてる、2人とも本当に良いに育ってるわねと言ってもらえて、心底うれしかった。

旦那さんに「私は霊界を見てきた」という何とも面白そうな本を借りる。

結局、お宅には4時間以上滞在していた。思えば4時間なんだけど、長野の山奥にある別荘で1泊2日過ごしてきたんじゃないかというくらい、あそこだけ時間の流れがゆっくりとしていた。こんな贅沢なおうち時間があるだろうか。

夜はカレーライス。コロンボの続き、行ってQを見て、寝る。

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