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捨てる作業はエネルギーがいる|May.4

7時前に起床。誰かが起きてこないうちに瞑想10分。ヨガ6分。

最近、生活リズムが崩れてきて、不安。いつも通りというのが、一番安心するのだけど。私一人ならいくらでも規律正しくできるのに、人を動かすというのは本当に面倒だ。

7時半朝食だったのが、最近は8時半起床になりつつある。

月曜日なので朝ドラ・エールを見る。

さて、休日なので急ぎの仕事もなくのんびり。

娘はまたYouTube。夫もテレビを見はじめたので、私はブログを書く。

予定がなければ、私はずっーとブログを書いてる。自分でもどんだけ〜?と思うけど、書いてると楽しい。

大学の授業、連絡が取れない学生が何人かいたのでメッセージを送る。

お昼、夫が用意してくれた昨日の残りモノ豚丼。

午後から、部屋の片づけ。2階の屋根裏の倉庫をスッキリさせる。夫がごそごそやっているのをしばらくブログ書きつつ聞いていたけど、私もやらないといけないかなと思い、上がって、不要なものを捨てようとすると、それは捨ててはいけないものだったらしく、夫に「やるから置いといて!」ときつく言われムカッ。手伝ってあげようと思ってきたらそれか!腹の立つ。

違うところのゴミをサクサク捨てる。私は、不要と判断したものはさっさと捨てる。一方、夫はモノを捨てられない人で、梱包してあった箱や段ボールすらも捨てられない。で、しばらくとっておく。

そして何年か放置してあって、もういい加減、捨ててもいいだろと思って聞くと、あっさり「捨てていいよ」と言う。

この、いつかは捨てるゴミに、家のスペースを占拠されることが私はものすごく嫌で、本当に無駄で、どうせ捨てるなら、さっさと判断しろと思うのだけど、どうにもすぐには判断を下せないらしい。この20年、ずっーとこうだ。どうせ捨てるのに!!!!

欠けた食器を残しておいた段ボールも出てきた。

出西窯の湯飲みやマグカップ。高かったし、ちょっと欠けたくらいで捨てるのは忍びなく、金継ぎをして使おうと残して、数年放置したまま。この数年金継ぎをしなかったのだから、もうこの先も金継ぎをすることはないだろう。いさぎよく捨てる。さようなら〜。

子どもたちの赤ちゃん時代のおもちゃも捨てる。捨てる。捨てる。捨てる。捨てるのはでもちょっと心が痛み、ありがとう、ありがとうと言いながら、ゴミ袋に入れていく。

掃除の途中、娘が出かけようとうるさいので、息子も連れて公園へ。公園でしばらく遊んで帰ってきたら、異常に体が重く、ものすごい疲労感。

寝室の布団に倒れ込んで、しばらく横たわる。

モノを捨てるのは、ものすごくエネルギーを使うんだろうなと思う。

へとへと。

明日はゴミの日だ。





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京都在住エッセイスト・ライター、ときどき大学講師 江角悠子
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