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いっけん愛情のように見えるもの|May.7

6時起床。夢を見ていた。取材時間が迫るのに、どうしても準備ができなかったり邪魔が入ったりする。迫る取材時間、焦る私という、いつものやつ。心臓に悪いので、ホントやめてほしい。

今日もお楽しみの朝ドラ・エール。主人公が音楽の道に進むのを反対する母親のセリフに憤る。「音楽の道に進んだら、きっと息子はこれまで以上に傷つく。これ以上、子どもが傷付くのを見たくない。だからやめてほしい」と言う。

それって一見すると愛情のように思えるけど、単なる母親のワガママじゃん!と思う。自分が傷つきたくないだけ。愛情でも何でもない。

好きな音楽のことで挫折して傷つくのが嫌かどうかは、息子が決めることであって、母親ではない。息子がこれ以上傷つきたくないと言って、音楽をやめるならそれはそれでいいけど、親が決めることではない。

それは親のワガママ。愛情に見せかけた嫌がらせ、押し付け。毒親だわ。

自分の母親の嫌な面を見せられたようで、ドラマを見ながら、じわじわと腹が立ってくる。私は昔から失敗すると分かっていても、自分で実際にやりたがるところがあった。やってみて、失敗して「あ、本当に失敗したね、了解」と腑に落ちる。そうして、次に進む準備をする。どうしてもやってみたいという思いがあった。

けれど、母親は完ぺき主義で、自分が失敗することはおろか、我が子が失敗することも許さないから、子どもが失敗すると分かっていることはやらせたくない。私、すごくやりたくて、でも母親に止められて、やれなかったことがたくさんあったような気がするなぁと思い返す。

そんな母親の考え方に、今も無意識に支配されていて、失敗しそうなことは最初から諦めたりする。

あー、いやだいやだ。私は私のやりたいことをやらせてあげよう。子どもが失敗したり挫折したりするところも、できれば見たくないけれど、やらせてあげよう。

朝から夫は私の仕事部屋でオンライン授業。私はリビングに避難。Zoomで2ヵ月に一度程度受けているコーチング。初のオンラインだ。いつも対面で会っている人とオンラインでつながると、何か変な感じ。

となりの部屋からは夫が授業をする声が聞こえる。ふだん教室で40人以上に向かってしゃべっているからか、なんせ声が大きい。オンラインだから、声を張らなくてもいいよ。うるさいよ。

コーチングの先生がアップルのコードなしイヤホンを使っていた。コードがなくて見た目はスッキリしているし、音声もクリア。コードをぶらさげた自分の姿を見るのが嫌だったので、それを見てどうしても欲しくなり、悩んだ末、買ってしまう。3万円。

高い…けど、これから授業でずっとZoomを使うことになれば、まぁ良い投資だし、すぐに元は取れると思う。

明日届くのが楽しみ。

お昼、あまりにも天気が良くて気持ちがいいのでウッドデッキに仕事場を移動。風に吹かれつつ、書評コラムの原稿1本を書く。原稿書く気分ではなかったけど、なんとか書き終えてホッとした。明日推敲して提出しよう。

夕方、娘と夫と3人で公園を1時間ほど散歩。森の空気を吸って、新緑がきらきらするのを見て、癒される。穏やかなんだよなぁ、コロナウィルスさえなければ。


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