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【#えぞ財団】連載企画「#この人、エーゾ」㊹厚真町役場職員・斉藤烈さん~「1日3食食べて、よく笑って、よく遊んで、よく寝る!」これができればもう100点。自分にやれることを自分ができる範囲でやっていきたい~

もがきながらも新たなチャレンジをしているひとを紹介する「この人、エーゾ」。今回ご紹介するのは、斉藤烈さん。

斉藤烈:1988年生まれ、北海道厚岸郡浜中町霧多布出身。北海道釧路江南高等学校を卒業後、国立大学法人北海道教育大学釧路校へ進学。卒業後はタイの日本人学校で3年間勤務し、その後1年間はワーキングホリデーでオーストラリアに滞在。帰国後は北海道立青少年体験活動支援施設ネイパル森で2年間勤務し、2017年より厚真町役場勤務。現在は厚真町役場厚真町教育委員会生涯学習課社会教育グループ主任/社会教育主事として主に地域と学校をつなぐコーディネーターとしての機能を担当。2018年には厚真けん玉クラブを設立し”けん玉けんちゃん”という愛称でも活躍中。


転機となった憧れの人からのメッセージは「人にかける時間の量が、その人との信頼関係になる」

札幌から車で5時間程度の場所に位置し、人口約5000人の浜中町出身の斉藤さん。浜中町は海と湿原の両方に面し漁業が盛んな一方、浜中産の牛乳はハーゲンダッツアイスクリームの原料として使用されていたりと、酪農も盛んな町です。
「実は5歳の頃に家族の転勤で釧路に引っ越したため浜中町に住んでいた期間は短いのですが、父親が教員で学校のすぐ横に住んでいたのでよくグラウンドで遊んだり、井戸水飲んだり、スーパーヤマボシというお店で『クレープ屋さん』というアイスを買うのが好きだったりという記憶が残っています。それに両親の話によると野球のバックネットに登って降りられなくなったり、学校に来ている健診車の電源を抜いたりと、なかなかやんちゃな子どもだったようです(笑)それから時間が経過して大人になり、色々な経験をしてから浜中町に帰ると、なんだかすごく異国のような雰囲気を感じましたね」
小学生時代は児童会長を経験し、お兄さんの影響でサッカー少年でもあったという斉藤さん。当時描いていた将来の夢についても教えてくれました。
小学生の時の将来の夢は『英雄』でした(笑)もちろんサッカー選手になりたいという時期もありましたが、中学生の時はドラマの『3年B組金八先生』を見ていて、『自転車に乗ってる警察官かっこいいな~』と思ったんです。それから警察官を志した時期もあり、最終的に教員になろうと決めたのは高校生の時でした

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