【#チームえぞオフィス】 「心理的安全性」追求の勘違い 【マネジメント】
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仕事として様々な企業・自治体での組織創りに関わらせている際に、ここ数年よく話題に上がるキーワードがあります。
心理的安全性
みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は組織創りやマネジメントのキーワードとして最近よく聞く「心理的安全性」についてまとめてみました。
(文責:チームえぞオフィス:佐藤 彰悟)
「心理的安全性」とは
まず初めにそもそも心理的安全性とは何を指すのかをあらためておさらいしたいと思います。
心理的安全性とは、「一人ひとりが恐怖や不安を感じることなく、安心して発言・行動できる状態」のことを指します。アメリカGoogle社のリサーチチームが、“チームのパフォーマンス向上のためには、心理的安全性を高める必要がある”と発見・発表して以来、多くの企業が関心を示しています。
心理的安全性とは、対人関係においてリスクある行動を取ったときの結果に対する個人の認知の仕方、つまり、「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。心理的安全性の高いチームのメンバーは、他のメンバーに対してリスクを取ることに不安を感じていません。自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地があります。
(参照:Google re:Work『「効果的なチームとは何か」を知る』より)
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