酩酊の悦楽01

酩酊の悦楽。 2019.9.27

酒が好きである。強いわけでもないのに、毎晩晩酌をする。泥酔したことはない。記憶を無くしたことも、宿酔いで苦しんだこともない。文字通り、嗜む程度。ただ、口卑しいのか、わずかな酩酊が心地よくて、1日の終わりには、必ずなにがしかの酒を器に注ぐ。

近頃はもっぱらワイン。赤い方ばかりを好む。重めが美味しいと感じる。ビールを呑んでいた時期もあるが、なぜだか痛風を患ってしまい、忌々しい足痛に嫌気が差し、すっかり断ってしまった。以来、最初はワインだ。食事を終え、また口寂しくなると、焼酎をロックでいただく。この頃には家人は寝ていて、PCや本を遊び相手に、ぼんやり、のんびり。
そんな家飲みが普通だが、出張先などで集まりがあるときは、いきなりのワイングラスは憚られて、ビール代わりのハイボールを頼む。酒肴は乾き物以外ならなんでも。まあ、一番のつまみはお喋りだから。夜、ホテルで仕事の場合も多い。そんなときは、ワインの小瓶がお伴となって、寛ぎの中で食べたり、作業したり。遊んでいるのやら捗っているのやら。

酩酊の悦楽02

グラスがバカラでも、味はいつものイモ焼酎だった。

酩酊の悦楽03

大学の常宿は、広いのでゆったり寛げる。

酩酊の悦楽04

高原の夕暮れを眺めながらのワイン。贅の極み。