魂を揺さぶる贅沢な時間～読響サマーフェスティバル2023
魂を揺さぶる音楽の祭典：3つの協奏曲と3人の演奏者の輝き
音楽の魔法が、私の心を満たす素晴らしい夜をもたらしてくれました。
3つの異なる楽器、3つのコンチェルト、そして3人の演奏者の情熱と輝き。
それぞれの音楽が、私たちを感動と感激の世界へと誘ってくれました。
前田妃奈さん 優しい響き
最初は前田妃奈さんのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲。演奏を聴いたのは初めて。繊細でとても温かい。優雅な旋律が空気中に溶け込み、会場を美しい響きで包み込んでいました。
この曲は大好きな曲。安藤美姫さんが、この曲で滑り、世界一になっています。
鳥羽咲音さん 迫力ある演奏に驚かされました
次が鳥羽咲音さん。チェロのコンチェルトを生で聴いたのは初めてでしたが、その迫力に圧倒されました。心を鷲づかみにする演奏。ドヴォルザークの情熱的な楽曲を、彼女の感情豊かな演奏が力強く表現していました。あの細い身体で大きな楽器を扱って深い音を出すとは！
他の演奏をもっと聴きたいです。
亀井聖矢さん キレのある輝く演奏
最後は亀井聖矢さんによるチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番。身体全体から奏でられる音楽、キレがあって輝きのある音。壮大なスケールと感情豊かな音楽は、別次元の世界へと誘われた感じがしました。亀井さんのコンチェルトを生で聴いたのは、ベートーヴェンに続き2回目でしたが、こうしたテキパキとした力強いコンチェルトはすごく上手。合ってるな～。
動画ではサンサーンス、プロコフィエフのコンチェルトも聴いたことがありますが、こちらも相性がとてもよさそうです。会場からはブラボー多数。
亀井さん、これから留学されるようですが、ますます成長されることでしょう。楽しみです。
坂入健司郎さんも、3人の個性を上手に引き出していた印象。読響はいつもどおり安心安定！
3つもコンチェルトを一気に聴けるという贅沢な一夜。とても幸せでした。
遅れそうになるハプニング
今回はドキドキハラハラの出来事がありました。
3つのコンチェルト、贅沢だわぁ～♪
と思いつつ、実は開演時刻を確認していなかった私、19時開始に向けて少し余裕を持って出掛けよう、とまさにバッグを手に取った時、チケットをふとみると、「18：30開演」の文字！
えーーーーー！！！！
それからは、どう行動したのか、もう記憶がありません。
バッグと鍵をつかんで家を飛び出し、走れる場所は、とにかく走る走る～💨
東京芸術劇場にどうしたら最短時間で着くことができるか？頭の中で計算しました。
こんな時、日頃からランニングしていて本当によかった・・・・と思います。
1Fのエレベーター下に到着したのが18時半ジャスト。
「もうすぐ開演です！」と行け行けという手の合図に押されて、エレベーターをズンズン上り、会場に💨。
スタッフにチケットを見せて、バタバタと案内して頂きました。
もうオケが着席してた💦
ほんと、ギリギリで、メンデルスゾーンコンチェルトをパスせずに済みました。
チケットは必ず確認すべし！です。
無事素敵な音楽を堪能することができ、帰りに「プリンに恋して」で大プリン購入。
堅めで、カラメル苦め。大変美味しかったです。
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