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楽しかった~!角野武道館 2024/07/14

角野隼斗さんの日本武道館でのリサイタルに行ってきました。


二次抽選に当たった

角野さんは好きなピアニストさんの一人です。特に、類い稀な才能で、クラシックのトップクラスの技術を持ちながら、その枠を超えた音楽を創造し奏でられるという、とにかく「凄い」と思っている方。

これまでもコンサートには足を運んだり(オルソップさんとのコンチェルト)、たまにYoutubeライブを観たりしています。そして、ツアー「KEYS」は申し込んだものの落選したので映像で楽しみました。

またまた文化芸術活動ネタ。 角野隼斗さん×ポーランド国立放送交響楽団のツアー初日。 指揮はマリン・オルソップさん。 バツエヴィチの序曲 ショパン ピアノコンチェルト第1番 ブラームス 交響曲 第1番 角野さんのショパンはとっても優しく...

Posted by 前田 典子 on Friday, September 9, 2022


しかしながら、特別なファンではありません。
今回の武道館リサイタルも、恐らく何らかの形で映像化されるだろうから、「一応」申し込んでおこうか・・・と。どうせファンクラブ入っていなければ当たらないだろうから。一次抽選は落選。イープラスから二次抽選のご案内が来たので、「一応」申し込んだところ・・・・当選!
「夏」「武道館」・・・暑いし混雑するし(両方とも大の苦手😄)、音もよくないだろうし💦とは思ったものの、プロデュース術に長けているチーム角野のこと、何か面白いことをやるに違いないと期待して楽しみにしていました。

久し振りの武道館

武道館、本当に久し振り。20年ほど前に柔道の日本選手権を観たのが最後。
17時開場、18時開演ということで、17時に九段下駅着。駅構内からかなりの混雑。ちょっと早すぎたかなと思ったのですが、早めでよかったー。
武道館は15,000人弱の収容人数。それが一気に押し寄せると、群衆の流れに乗ってゆっくり会場に向かうことになります。気温はそんなに高くなかったはずですが、蒸し暑くで汗だく💦

構内に入ると、グッズ販売コーナーが。

断捨離中だし、角野さんファンじゃないし、全く買う気がなく、通り過ぎかけたのですが、巾着が可愛い! お値段もお手頃だし、余分に買ってお遣い物にしてもいいし・・・・と、戻って購入。お客さん、購入種類が多い人もいるし、一度支払ってから「やっぱりあれも、これも」と追加したりする人もいる。スタッフの方も汗だくです。思わず「大変ですね~」とお声がけしました。

かてぃんピアノ(観たかったけど、すでにかなり時間経過していたのと混雑していたのでやめました)、行列ができている限定グッズ受け取りコーナーなどを通り過ぎ、奥の方の入り口(2階席なので)に向けて歩く。
予約済みCDコーナーも長~い列ができていました。
漸く入り口へ。もちろんこちらも人混み。中に入るのもなかなか大変。

この時点で17時半。
何とかお手洗いに行っておきたい・・・・。
と、人の流れに身を任せ、お手洗いの長い列を発見。とにかく並びました。
30分あれば何とかなるでしょ、と思いましたが、辿り着くまで25分。
慌てて席に・・・・と思ったのですが、慌てられなかった💦
というのは、X列という最上列だったから😄
日頃足腰鍛えている方ですが、急な階段に途中でよろけ、転けそうに。
これは・・・帰り、気をつけなければ。

コンサートはさすが!楽しかった!


天井に一番近い席。すぐ後ろには立ち見の方がいらっしゃいました。
まず、こんな大きな会場にピアノ一台で挑むとは、すごい勇気と思いました。

前半はクラシックで行くのね。
ご本人によれば、最初の3曲は小学生の時に弾いたもの・・・・とか。
ショパンのスケルツォとエチュードが入っています・・・・あり得ない💦

音は想像していたよりもずっとよく響きました。かなり精巧な音響設備だなー、と。
独特の雰囲気の中、最初の方はちょっと乗り切れていないのかな?と感じました。本当に珍しいのですが、ミスタッチがいくつか。スケルツォは何度か聴いていますが、いつもの角野さんはこんなじゃないよな、と。きっと音の響きが通常とはかなり異なっていたりして、気を配るところも多々あったのでしょう。

トルコ行進曲から乗ってきた感じ。24の調に変換され、ライティングもともに。これこそ角野さん!その調子そのままに、リストもエネルギー全開。よく響き渡っていました。

後半は、グランド、アップライト、電子、ミニ・・・・とセットされました。

15分のYoutubeライブも入りました。会場は人数多過ぎでつながらず。

角野さんオリジナルが続き・・・・角野ワールドに浸りきりました。
そして、最後が圧巻のボレロ。
これはKEYSで視聴して感銘うけたもの。バージョンアップされており、さすがの一言!感動!

ECは
バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」をアップライトで、そして、ショパン「英雄ポロネーズ」をスタインウェイ(ご自身のもの)で。
その間に、会場からの「お誕生日おめでとう!」に応えて、はっぴバースデイを演奏。みんなで歌いました☺

これだけ音楽のジャンルの枠を超えてきている角野さん、ここにバッハとショパンを持ってきて、やはり軸はクラシックなのでしょう。英雄ポロネーズは優しくて揺れがあって、美しかった。

たった一人で、15,000人弱相手に、大会場でピアノ演奏だけで勝負!本当にすごいことだと思いました。まさに角野さんの強みが活かされてリサイタルでした。

沸き立つ気持ちを抑えて、席から降りる段に集中。無事転落することなく出られました。
とにかく・・・・・楽しかったー!!!行ってよかったー!!!

トークが聞こえなかった・・・・・

角野さんのトークもありました。
ご自身で「理系なのでぼそぼそ話す」と言われていましたが、部分的に聞き取れず。
席が遠いので仕方ないな・・・と思ったのですが、近くの方には聞こえているようで、反応したり笑ったり。聴力、年齢なりに衰えているんだな・・・・と。
変なことを自覚するきっかけとなりました。

WOWOWで9月1日に放映されるそうなので、そちらを視聴してトーク内容も確認するつもりです。








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