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理由はない

必ず理由がある

そう思って生きてきたけれど
理由がないこともあるのだろう。

今日は川に掛かる橋の道を歩いた。
地上では感じない強風が下から吹き上がる。

歩くと風に吹かれ、恐怖を感じて
なかなか前に進めないのだ。

なんだか飛ばされそうな
ここにはいられないような

頭で考えたって
到底論理的な理由が出てこないような

なんかわからんけど怖い、、、
そんな感じ。

幼い頃から風が苦手で
よく分からないけど怖いのだ。

理由がないという表現が正しいのか
理由がわからないのか、探していないか。

とにかく
「なんでそうなるん?」のわたしには

理由が見当たらない事実に
戸惑ったりもしていた。

が、しかし。

そんな自分にも
理由無くして起こる出来事が存在するのだ。

そこで気づく。

この世界で起こること全てに
理由があると思っていたが

その本人さえ分からない出来事が
きっと存在する。

それを感じて認識したら
こう思えた。

上手く説明できなくても
自分で理解していなくても

理由は無くてもいいから
起こることに身を任せる。

抗う、反発する、対抗するけど
無理なんだったら仕方がない。

自分が感じることに
素直に従うのだ。

今日はその橋を渡し切らずに
途中で折り返した。

渡り切きらないという結果でも
そんなに困らない。

得意な人に
お任せしたって大丈夫。

息子を迎えに行く途中
橋を折り返して待っていた母を

何も言わず、気づいていないだろう
風に強い我が子に母、感謝。

これでいいと思った。

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