夏におすすめの郷土料理
最近、暑い日が続いていますね。
日本全国の各地には、昔から食べられている郷土料理があります。
そこで、今回は、夏におすすめの郷土料理をいくつかご紹介したいと思います。
〈目次〉
1.函館の「いかそうめん」
2.山形の「だし」
3.宮城の「ずんだもち」
4.埼玉の「すったて」
5.新潟の「十全茄子漬け」
6.静岡の「生姜ごはん」
7.三重の「手こね寿司」
8.香川の「茄子そうめん」
9.奈良の「いとこ煮」
10.宮崎の「冷や汁」
11.沖縄の「ゴーヤチャンプルー」
1.函館の「いかそうめん」
函館の名物「いかそうめん」は、その名のとおり、生のいかを麺状に細く切ってそうめんのようにすすって食べる料理です。
いかを細く切ることでのど越しが良くなり、いかの甘みや弾力のある食感が楽しめます。
2.山形の「だし」
山形の夏の郷土料理といえば「だし」。
きゅうりやナス、オクラ、みょうがなどの夏野菜を細かく刻み、醤油やめんつゆなどで味付けします。ごはんのお供として好まれています。
3.宮城の「ずんだもち」
宮城の夏のお菓子といえば、枝豆をすりつぶして餡にした餅菓子「ずんだ餅」。
三大仙台名物の1つです(あと2つは牛タン焼きと笹かまです)。
作り方は、さや付きの枝豆を茹でてから潰し、砂糖などを混ぜて餅と合わせます。
4.埼玉の「すったて」
埼玉県川島町の郷土料理「すったて」。
「すったては」は、米どころとして栄えてきた川島町の農家に受け継がれてきた味噌仕立ての冷や汁うどんです。
作り方は、すり鉢で胡麻と味噌を合わせ、大葉、きゅうり、茗荷などの夏野菜を加えて一緒にすります。そこに冷たい水を入れて、冷やした手打ちうどんを入れて味わいます。
5.新潟の「十全茄子漬け」
新潟県で栽培されている十全茄子(じゅうぜんなす)は、果皮が薄く、果肉が詰まっているのが特徴です。
夏はさっぱりとした浅漬けがおすすめです。
ただ、十全茄子漬は新潟で人気があって、なかなか県外には出回らないそうです。
6.静岡の「生姜ごはん」
静岡で夏によく食べられる郷土料理「生姜ごはん」。
生姜の爽やかな辛味が絶妙です。
夏はみずみずしくてやわらかい新生姜や、旬の葉生姜を使うなど、味の違いを楽しむことができます。
7.三重の「手こね寿司」
三重県の伊勢志摩地方の郷土料理「手こね寿司」。
カツオやマグロなどの赤身の魚を醤油ベースのタレに漬け込んだあと、寿司飯と合わせて食べる、ちらし寿司の一種です。
大葉や生姜、海苔などの薬味も特徴的です。
8.香川の「茄子そうめん」
香川の郷土料理「茄子そうめん」は、茄子を軽く炒めてから油揚げなどと一緒に煮て、そこにそうめんを合わせたものです。
お皿に盛り付けて、生姜や茗荷、大葉、ネギなどお好みの薬味をのせていただきます。
茄子は炒めずに柔らかくなるまでじっくり煮る
のがおすすめです。
9.奈良の「いとこ煮」
奈良の「いとこ煮」は小豆などを煮た郷土料理です。
奈良の「いとこ煮」は、カボチャと小豆を炊いて醤油で味付けたシンプルなものです。
カボチャにはβカロチンやビタミンB・Cが豊富に含まれていて栄養満点で、夏バテ対策にもおすすめです。
10.宮崎の「冷や汁」
南国・宮崎の家庭料理「冷や汁」。
味噌とほぐした魚の身をすり潰して冷や汁の素を作ったら、冷えた出汁や冷水でとき、きゅうり、豆腐、大葉、胡麻などを入れてごはんにかけます。
11.沖縄の「ゴーヤチャンプルー」
沖縄の郷土料理「ゴーヤチャンプルー」。
チャンプルーは沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味だそうです。
ビタミンたっぷりのゴーヤを使った「ゴーヤチャンプルー」は、夏にぴったりの一品です。
参照元: 「おうちのごはん」Webサイト
以上
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