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マーケティングオートメーション(MA)×AI

〈簡単に解説〉


マーケティングオートメーション(MA)によって、マーケティング活動の効率化について、効率化を図ることができます。

近年は、さまざまな企業がMAツールを導入して業務効率化につなげています。これにAIを活用することで、さらなる効率化を実現できる環境が整ってきました。

では、具体的にどのような形でAIを活用し、どのような業務にを効率化できるのでしょうか?

今回は、マーケティングオートメーションにAIを活用することで広がる可能性について、簡単に解説いたします。


■そもそもマーケティングオートメーションとは

マーケティングオートメーション(Marketing Automation)とは、マーケティング活動における複雑な処理や大量の作業を自動化し、効率を高めていく仕組みのことです。
その自動化を図る仕組みのことを「MAツール」と呼ぶこともあります。

これまで、BtoBマーケティングにおいては「新規顧客の開拓」や「既存顧客への販売」といったものは、営業組織中心で推進されるのが一般的でした。

しかし、最近はデジタルマーケティングの手法を活用して「商談発掘のシステム化」を実現するケースが増えてています。このことをマーケティングオートメーション(MA)と呼びます。

MAの導入によって、コスト削減と売上アップの双方を実現することも可能になり始めています。

例えば、これまでの営業活動は「対面」もしくは「テレアポ(電話)」で行われるのが一般的でした。しかし、近年はこれらの方法で商談につながる確率はどんどん低くなってきています。 

顧客企業としても、メールやウェブといった効率的な方法で情報を収集できたほうが効率的です。そのため、近年はデジタルマーケティングの需要が高まっています。

ターゲット客のリスト作成や、メルマガ開封率の分析、行動履歴をもとにしたリードスコアリングといった業務について、自動化を可能にするマーケティングオートメーションは、大きな導入効果が期待できます。

加えて、最近、MAにAIを活用する事例が出始めています。

■MA×AIでできること
①リードスコアリングの自動化
マーケティングオートメーションにおいて、リードスコアリングは非常に重要な要素になります。

リードスコアリングとは、見込み顧客にランク付けをすることによって、成約の確度を把握していく作業のことです。これにより、確度に応じた施策を展開し、異なる方法でアプローチしていくことが可能になります。

従来、このリードスコアリングは担当者が手作業で行っていました。
AIを活用したマーケティングオートメーションでは、AIが過去に成約に至った見込み顧客の行動データを分析し、傾向を把握していくことが可能になります。
そのため、より高い精度でリードスコアリングを行うことができます。

②レポートや分析業務の自動化
AIを活用すれば、あらかじめ設定しておいたレポートや、その分析を行う作業を自動化させることも可能です。
また、AIは蓄積されるデータが増えるごとに学習していくため、精度の向上も期待できます。利用企業に合わせたレポーティングなども実現できるでしょう。


③分析結果を機械学習して、ベストプラクティスを提案できる
AIを活用すれば、分析結果を機械学習させることが可能になります。そのため、その分析結果を踏まえた上で「より最適な提案」を行うことが可能になるのです。大量のデータを分析・予測していくことを得意とするAIならではのメリットといえるでしょう。


以上


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