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エッセイ/ 日本の幸福度は47位。疑問に思います。


2023年度の「世界幸福度ランキング」で、日本は47位と発表されました。G7で最下位でした。
正直、意外だと思いました。

「世界幸福度ランキング」とは、世界幸福度調査(World Happiness Report)の結果に基づき、国連の持続可能開発ソリューションネットワーク(SDSN)が発表するランキングです。

各国のおよそ1000人に、アンケート調査で、生活評価(生活に関する幸福度の評価)を0~10の11段階で行ってもらいます。

過去3年間の生活評価の平均をもとにランキングが決定します。

2023年の世界幸福度ランキングは、2020年から2022年の3年間が対象となります。

アンケート調査は、主に次の6つの項目で行われます。

1.人口あたりGDP
2.社会的支援(ソーシャルサポート、困った
   ときに頼ることができる人がいるか)
3.健康寿命
4.人生の選択の自由度
5.寛容さ(過去1カ月の間にチャリティーなど
    寄付をしたかなど)
6.腐敗の認識(不満、悲しみ、怒りの少なさ、
    社会、政府の腐敗が蔓延まんえんしていない
    か)

上記の項目を見て、日本はやや低い思われる項目もあります。ただ、総合的に考えて、47位という順位にはあまりにも違和感を感じます。

また、このアンケート項目は国連が決めたものです。なぜこの項目になったのでしょうか。理由についてはわかりかねます。

項目には、治安の良さ、助け合い、礼節、食事の美味しさなどは含まれていません。

今年の1月2日の羽田空港でのJAL飛行機の炎上事故では、乗務員と乗客が助け合った結果、全員が無事でした。このことは他国からは絶賛されています。奇跡なことだと。

また、近年、特にコロナ禍が終わってから、外国から日本への旅行者が増加し続けています。

日本の幸福度は低いのでしょうか?
とても疑問に思います。


以上

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