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あなたが将来お金で困らないために(3)あなたは何歳まで働きますか?

あなたは、何歳まで働きますか?
60歳、65歳、70歳、75歳、もっと働きますか?

働くことが生きがいの人は別として、ほとんどの人は、生活のために仕方なく働いていると思います。宝くじが当たったら、今すぐ会社を辞めてやる!って人はそのタイプです(🙋‍♂️私です)。

では、働く理由が生活のためならば、いつ仕事を辞められるのでしょうか? 答えは、老後資金が準備できたときです。たとえば、65歳で2,000万円を準備できれば退職できるとしましょう。問題は、どのようにしてこの大金を準備するかです。毎月コツコツと積み上げるしかありませんが、銀行預金とインデックス投資のケースを比較してみましょう。

このnoteを読むと、銀行預金とインデックス投資で老後資金を準備した場合の、毎月の積立額の違いが分かります。

結論から言えば、銀行預金に比べて、圧倒的にインデックス投資の方が資産が増えます。銀行預金では人生の難易度がハードモードに、インデックス投資を早く始めればイージーモードになります。出来るだけ分かりやすく説明しますね。

銀行預金の場合

銀行預金の利率は、現在0.001%です。計算しやすいように、利率は0%とみなします。
65歳までに2,000万円を準備する場合、積立開始年齢と、毎月の預金額は下の通りです。
25歳で準備開始、毎月41,667円。
30歳で準備開始、毎月47,620円。
35歳で準備開始、毎月55,556円。
40歳で準備開始、毎月66,667円。
45歳で準備開始、毎月83,334円。
50歳で準備開始、毎月111,112円。
55歳で準備開始、毎月166,667円。

最低でも月4万円以上の積立が必要です。

インデックス投資の場合

インデックス投資は、年リターン5%とします。
65歳までに2,000万円を準備する場合、積立開始年齢と、毎月の積み立て額は下の通りです。
25歳で準備開始、毎月13,106円。
30歳で準備開始、毎月17,605円。
35歳で準備開始、毎月24,031円。
40歳で準備開始、毎月33,585円。
45歳で準備開始、毎月48,658円。
50歳で準備開始、毎月74,826円。
55歳、で準備開始毎月128,798円。

銀行預金と比べると、ずいぶん負担が軽くなりますね。気付いた人がいるかもしれませんが、積み立て開始が早ければ早いほど毎月の積み立て金額は軽くなります。インデックス投資は、出来るだけ早く始めて、出来るだけ長く続けるのが、とてもとても大事です。これは複利の力が働いているからです。

複利の力を強く感じられる話をします。例えば、今日生まれた赤ちゃんに、100万円をプレゼントします。この100万円をインデックスファンドに一括投資した場合、65年後にいくらになっていると思いますか?
(一括投資ですから、1回目に100万円積み立てて、その後はまったく追加の積み立て金額はありません)

正解は、なんと25,616,788円です!
もう老後資金解決です。投資元本は100万円ですから、65年で25倍以上に増えたことになります。利回り5%でこの威力です。
余談ですが、利回りが6%だったらどのくらい変わるか想像できますか?

正解は、48,924,700円です!!!
利回りが1%変わるだけで、約2倍も変わってきます。

余談が長くなりますが、複利はマイナスにも働きます。そうです、ローン金利です。テレビCMで利息14%😱の商品があります。もうみなさんなら、これがどれほど恐ろしい数字か分かりますよね?
金利は、払う側からもらう側になりましょう。

資産運用のシミュレーションをしてみよう

今回のシミュレーションは、下記のサイトを使いました。あなたに必要な毎月の積み立て金額を知ることができます。
インデックス投資の年リターンは、5%(あるいは7〜3%くらい)を目安にしましょう。またまた余談ですが、年リターンが7%を超えるような商品は詐欺を疑ってください。

資産運用かんたんシミュレーション アセットマネジメントOne
http://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html

積立かんたんシミュレーション 楽天証券
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/simulation/

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