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Japan Poetry Review

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日本の現代詩の批評フォーラム Japan Poetry Review (jpr) のうち、四元康祐が投稿したコンテンツのみ収めています。jpr の全貌は、以下のリンクからお入りく…
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記事一覧

中原中也「朝鮮女」を読む

朝鮮女 朝鮮女の服の紐 秋の風にや縒れたらん 街道を往くをりをりは 子供の手をば無理に引き …

四元康祐
4年前
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細田傳造 『アジェモニの家』を読む

二週間かけてシベリア経由で日本に行って、三週間うろうろして、ミュンヘンに帰ってきてからも…

四元康祐
5年前
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高階杞一 + 松下育男 『共詩・空から帽子が降ってくる』

高階さんから「新しい詩集を送るよ」とメールがあって、楽しみに待っていたら、届いた詩集には…

四元康祐
5年前
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小池昌代の〈詩と小説〉:『赤牛と質量』を読む その3

この詩集に収められている詩を、片っ端から網羅していこうというわけではないが、三番目の詩「…

四元康祐
5年前
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小池昌代の〈詩と小説〉:『赤牛と質量』を読む その2

詩集の二番目に置かれている「ジュリオ・ホセ・サネトモ」という作品には、見覚えがあった。以…

四元康祐
5年前
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森山至貴さんとの往復書簡「詩と音楽と社会的現実」が(ひとまず)完結しました。

2017年の春から14往復、28編にわたって連載してきた森山至貴さんとの往復書簡がこのたび最終回…

四元康祐
5年前
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森山至貴 x 四元康祐 往復書簡 「詩と音楽と社会的現実と」: 最終回 コロスとコーラス、「炊飯器」、「A Freedom Song」、まだ歌われない歌

From M to Y お返事を書かねば書かねばといっているうちに日本は10連休におよぶゴールデンウィークに突入してしまいました。例年では、左右をちらちらと見ながら「いっせいのせ」でないと休むこともできない、と人々が我が身を嘆く古典的で日本人らしい自虐を耳にし、私としてはその陳腐さに鼻白むことも多いのですが、今年は少し様子が違うようです。 ご存知の通り、5月1日から新しい天皇が即位し元号が変わります。日本はどこもかしこも「平成最後の〜」と銘打ったあれこれに満ちており、数日

小池昌代の〈詩と小説〉: 『赤牛と質量』を読む その1

小池さんの最新詩集『赤牛と質量』の特徴は、自由自在な重層性だ。 冒頭に置かれた「とぎ汁」…

四元康祐
5年前
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小池昌代の〈詩と小説〉: 『影を歩く』を読む その3

『影を歩く』では、小説と小説の間に詩が挿入され、小説の中にも詩があるのだが、その一方、詩…

四元康祐
5年前
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小池昌代の〈詩と小説〉: 『影を歩く』を読む その2

生活から出ていかなければならない。その感覚は、小池さんの作品のなかではいつも突然の不意打…

四元康祐
5年前
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PIW 文月悠光インタビュー: Out on the Town but seriously

この記事は、Poetry International Webの文月悠光特集の一環として掲載した英文インタビューの…

四元康祐
5年前
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小池昌代の〈詩と小説〉:『影を歩く』を読む

昨年末、小池昌代さんと公開トークを行う機会があった。それぞれの新刊を持ち寄って話し合うと…

四元康祐
5年前
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森山至貴 x 四元康祐 往復書簡 「詩と音楽と社会的現実と」: 第14回  群読版ロレン…

from M to Y 昨年末は時間を作ってお会いいただき、ありがとうございました。横浜でのお茶会…

四元康祐
5年前
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サルマン・ラシュディ、イタロ・カルヴィーノを朗読する

先日ニューヨーカー誌のポッドキャストを聴いていたら、サルマン・ラシュディがイタロ・カルヴィーノの短編を朗読するという。題名は、「Love Far from Home」。聴いているうちにどこかで読んだような話だと思い始めて、本棚を調べてみると、やっぱりそうだ。和田忠彦さんが訳している「愛ー故郷を遠く離れて」ではないか。岩波文庫の『魔法の空・空を見上げる部族」で一読して深い感銘を受けた覚えがある。 これがカルヴィーノの比較的初期の作品であることは和田さんの解説を読んで知っていた