インドカレー屋さんの謎
何年も前からですが、インドカレーの小さなレストランがあちこちにできているのに気づき、きっと、そう思っているのはきっと私だけではないでしょう。
そういうお店はだいたい外国人の方が調理していいたり、ウェイターをしたりで、店内に日本人はいません。
ほんの3軒ほどなのですが、家から割りと近いインドカレーのお店に通ううち、ふとメニューにあるカレーなどの写真がどのお店も同じなのでは?と気づきました。
きっかけはカレーの上にエビが載っている写真です。
生のはずはないのですが、なぜか生ぽく見えたせいで印象に残り、なんと、そのエビの写真があっちの店のメニューにも、こっちの店のメニューにも登場している事に気づいたのです。
メニュー同士を並べて写真を比較したわけではありません。あくまで私の記憶と目の前にある写真との比較ですが。
で、私は思ったんです。これ、お店が一軒一軒独立して営業しているのではなく、実はフランチャイズなのでは?と。
あるいは経営のノウハウを持った会社があって、開業するお店の物件探しのお手伝いから始まり、メニューはもちろん、調理器具、設備、食器、テーブルやいすなどの入手を手配したり、そんなバックアップのもとに営業しているのではないか?と思い始めたわけです。
でさっそく調べてみました。ネットで。
インドにカレーという料理はない
そうしたら、なんと、「インドにカレーという料理はないというのは有名な話」、と出てくるではありませんか?
いきなりビックリ。
え?ウソでしょ?って感じです。
なんでも一部のインド料理をイギリス料理に取り入れたものが普及したのだとか。
知らなかった。
おまけにインドカレーのレストランはネパール人などが経営していることが多いらしく、よーく見ると「インド・ネパールカレー」などと書かれているそうです。
これも知らなかった。今度よく見てみます。
ネパールなどから日本でインドカレーのレストランを経営する人々を斡旋するブローカーも存在するそうです。
そりゃそうですよね、これだけあちこちにできていれば、何か組織的な動きがありそうというのは何となく察しがつきます。
そして、なんとあんな大きなナンが出てくるのは日本だけだそうです。
ナンはコストがかからず、食べ放題と書いてはありますが、普通1枚食べればお腹いっぱいになりますよね。見ばえもあってあんな大きなナンが出てくるそうです。
言われてみれば、カレーちっちゃい。
ところで、私がインドカレーのレストランに行くたびに気になっていたのが付け合わせに出てくるサラダです。
どこのお店でも小さいお皿にキャベツとトマトとキュウリのサラダが出てきます。それにドレッシングがかかって。
エスニックな感じのしない日本ならどこにでも売っていそうなドレッシングです。
このサラダどう考えても日本風です。なんか昭和の日本の喫茶店に出て来そうな感じ。
カレーとナンのエスニックな見た目とは非常にギャップがあるサラダ。
「このサラダ、インド人が食べるとは思えない」と私はずーっと思ってました。
せめてもうちょっと、見た目インドっぽくしてくれると雰囲気が出るのですが。
でも好きです♡
そうは言っても、私はインドカレーのレストラン大好きです。
タンドリーチキンとか肉料理は基本食べませんが、それでも日本のカレーに慣れた舌にはとても新鮮ですし、ナンも大好き。
店員さんもフレンドリーなことが多い。
そして店内に大きなテレビモニターがあって、インドのミュージカル映画みたいのがガンガンかかってたりします。
いろんなものがミスマッチな感じもするのですが、ついつい何度も足を運んでしまいます。
あ、書いててまた行きたくなってきました!!
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