僕の中のお笑いヒエラルキーが高すぎる
こんばんは、モハです。
随分ご無沙汰しております。
近況報告もしたいですが、今回はタイトルの件について雑多に書きます。
よければお付き合いください。
太田光の選挙特番を見て気づいたことがある
先日の太田光さんの選挙特番を見て、今更ながら自分の中で「世間の人との捉え方が違うなぁ」と気付いたことがありました。
番組については、個人的には期待通りの内容!
どんな相手にも太田節で噛み付くし、常時ヒリヒリした内容で太田さんらしさ全開。
どの局も同じような選挙特番をしている中で、(テレ東の池上さんの特番は一味違って好き)TBSはいいチャレンジをしたな〜と。
「まぁ、多少の炎上はするだろうけど、よかったんじゃないか」
なんて思ってSNSを見ていたら、予想を遥かに超えた大炎上。
流石の太田さんも、後日のサンジャポで謝罪する始末に。(本人も言ってたけどサンジャポ→ラジオ→選挙特番の10時間生放送で疲れてたし明らかに準備不足で可哀想だった…)
あの番組に対する批判の大きな声として、「政治家の方々に失礼過ぎる!!」という意見があって、そういったものを見ていると自分の中に一つの疑問が。。。
「あれ、みんなそんなに政治家のこと好きだっけ??」
そうなんです。
特に番組内では二階さんや甘利さんに対する暴言が酷すぎて(確かにキツいこと言うなとは思った)炎上していました。
でも僕からすると、「みんなSNSで同じような罵詈雑言言ってなかったっけ?」って感想を持ってしまったんです。
あくまで僕が見た限りの意見ですが、今年はコロナのストレスもあって、政治家への誹謗中傷のレベルなんて度を超えたものばかりだった覚えがあります。(それこそ菅さんとか安倍さんに対する誹謗中傷なんて犯罪レベルでは?と思えるものばっか)
それが一転して、太田光がテレビで表立って指摘をすると、大炎上。
「SNS上で匿名では好き勝手いうくせに、著名人がテレビでやると途端に怒るんだな。お前らもやってたろ、相変わらず超理不尽な世界だわ。」
って思ったんですけど。
ただしばらくしてから考えたんです。
そしたらタイトルのことが思い当たって。
「あ、俺がお笑い芸人に対するリスペクトが強すぎて世間とズレてるんだな」
って。
そのことを一回整理してみたくて、久しぶりにnoteを立ち上げて書いてます。
あと浅草キッドの配信が楽しみすぎて一日中お笑いについて考えすぎた自分の現状も大きくあります。(早く見たい!)
お笑い芸人が優れていると思う理由3選
極端にいうと、ぼくの中でお笑い芸人のヒエラルキーはテッペンです。
総理大臣より、スポーツ選手より、アーティストより、俳優どんな職業の人たちよりお笑い芸人の方がすごいと思う。
だからこそ、日々テレビやラジオなど様々な媒体で芸人さんを追いかけているんだなと、自己理解しました。
その理由をざっと以下に。
先天的な優位差(親からの遺伝など)ではなく、自身で培ったセンスで売れていること。
先ず、ここがスポーツ選手やアーティストなどと違う部分だなと思うんです。
スポーツ選手やアーティスト、その著名な方々に共通すると思うんですが、どこかで親族から受けついた先天的な要素が有利に作用しているのかなって。
例えスポーツ選手であれば、生まれ持った体格や容姿がその後の自分に大きく影響をする。歌手であれば歌声、芸能人なら容姿という具合に。
そうした生まれ持った才能に加えて、更に努力を重ねた結果なのかなって。
そういう才能と努力の掛け合わせが素晴らしいのかなって思います。(努力のみ勝ち上がっている人たちももちろんいると思いますが)
ただお笑い芸人は、そうした先天的な優位差は一切影響していないんじゃないかなと思ってて。
なんなら不遇な幼少期をすごたり、容姿にコンプレックスがあったり、デメリットな部分が表立ってある人の方が多い。
そうした自分の弱みを強みに変えて人々を笑わせる強さみたいなのに憧れがあるんですよね。
あと、何かを面白がる力って平等だと思います。絶対的に後天的なものだと。
だって、お笑いなんて絶対に遺伝するものじゃないですよ。
その人の生まれた環境や容姿を、その人が生まれてから培ってきた目線で、どういう切り口で伝えるかで面白さって決まるじゃないですか。
唯一、「面白さ」だけは誰にでもめちゃくちゃフラットで平等なんだと思うんです。
だからこそ、そのフラットな状況の中で突出できる芸人さんたちの力は本当にすごいと思うし、尊敬する人間だと思っています。役職や立場ではなく、自分自身に対して価値を造れること。
これもすごいことだと思うんですよ。
ここでは政治家や会社員の方と比較したいんですけど。
例えば総理大臣って日本で日本で一番偉い人ですけど、何がすごいかっていうと、総理大臣だからすごい人なんですよね。(なれる段階ですごいけど)
安倍さんや岸田さんが偉いのは、総理大臣や政治家というレッテルがあるからなんです。
そのレッテルがなければ、ただのおじさんだなと。
この辺を勘違いしている会社の役職者のおじさんとかが本当に多いなと思ってて。
「あなたが偉いのは肩書き(部長とか)に裏付けされたもので、あなた自身が偉いわけではないから、勘違いするなよ!!!」
って、大声で怒鳴りつけたい。
その点たけしさん、さんまさん、タモリさんとかはね。
あのレベルまで行くともう、存在がすごいじゃないですか。
個人の名前が肩書きになっているんですよね。肩書きなんて関係なくて、本人が凄いんです。
普通に一般人があそこまで力を持つのはあり得ないと思います。
最近は見直されてますけど、お笑い芸人なんて恥ずかしい仕事ですからね。(身内で売れない芸人がいたら恥ずかしいでしょ?)
そんなマイナスからのスタートを、あそこまで突き抜けられるだけの力を個人で持つことができるって、本当に表現者としてすごいなと感心します。みんなが日常的にやっている行為で特別になれること。
これもね、個人的にはすごいと思う。
「話す」とか「動く」とか、みんな日常的に誰もがやっているじゃないですか。
その誰でもできる行為で、特別な存在にまで慣れるっていうのがね。
シビれますよね。笑
(ちょっと雑になってきました)
スポーツも歌も、もちろんみんな触れてはいるんだけど、もっと根本的に世界中の人がやっていることって、「話すこと」だったり、「動くこと」だと思うんです。
それをあんなオリジナリティあふれる切り口で芸にできるっていうのはね、まさしく0を1に変える力があるなぁって。
普通に感心しちゃうんですよねー。
だからテレビを始め、様々なメディアにお笑い芸人が増えるのかなって。
表現の根本である「話す」と「動く」のプロだから、なんでもできちゃうんですよね。
あとその副次的なものとして、文章を書いたり映画を撮ったりしてもうまいしね。演技もうまいしね。天才じゃね?っていう感じです。笑
こんな感じかな!
以上です。
いつもはTwitterで書くんですけど、あまりにいろんなことを考えてしまって文量もやばそうだしまとまりもなくウザそうなんで、noteに書いて見ました。
いやー、久しぶりのアウトプットは楽しいな!
また時間を見つけて書きます。
そしていやほんと、浅草キッド本当に楽しみ。
たけしさん次の本早く出ないかな。
ではまた。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?