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デザイナーである私が苦手な経理業務を理解するためにしたこと。

こんにちは、楽楽精算のUIUXデザインを担当しているサービスデザイナーの えはら です。

楽楽精算は自動仕訳・会計ソフト連携や振込データ作成機能で、経理業務を劇的に効率化し、交通費・旅費、出張、交際費など、あらゆる経費精算業務をラクにするサービスです。

今回は、そんな楽楽精算のUIUXデザインをするうえで、知らなければならない経理の業務について、どのように学んでいるか書いてみようと思います。

実施内容

まず毎日決まった時間に学ぶ時間を作ることにしました。
学ぶ内容は2つ。「経理、会計」と「業界の今」。
「経理、会計」についてはその歴史や、経理業務を専門書で学んだり、国税庁のHPや経理メディアの記事、監査法人の解説を読み込みます。
「業界の今」では、毎日の新しいトピック、法改正や各社サービスリリースのキャッチアップを行います。

いずれも日次で学習しています。「業界の今」については2020年5月から始め、「経理、会計」については2020年6月ごろから続けています。

これらの学習では常に新しい情報を得ることができます。有益そうなものであれば社内のチャットに投稿し、情報共有に勤めました。

成果

業務で確実に学習した知識を生かすことができました。

具体的には、法改正で機能検討が必要になった時、要求分析で関係者との議論に参加し、日ごろから学習していなければ内容についていけないことでもしっかりと学習した知識をもとに検討、判断することができました。

また、デザイン時のみならず、業務上行う経理へのインタビュー時や、知識の豊富な企画担当、PdMとの連携などもスムースに行うことができました。

振り返り

学習を始めてみると知らないことの多さに驚きました。ノートに学びを書き溜めるとすぐにノートが埋まってしまいます。重要な部分に貼った付箋が知らなかったことの多さを物語っていますね。

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学ぶこと自体は難しくなく、驚きと発見の楽しさ、探求心で続けられます。しかし、知り得た最新情報をチャットで共有することは、無知状態の私には抵抗がありました。この点については発想の転換をし、何か間違っていた場合、知識のある方から助言いただき学べる機会と切り替えました。

これから

学びを続けてみて、経理担当に比べれば依然知識が足りないことを痛感しています。ただ、経理業務を広く知ることができ、学び進めたい方向性は明確になってきました。

業種業態、経理部の人員構成などの要因によって経理業務内容は変わっていくと思うのですが、そんな様々な経理業務や業務フローを学んで行くことで、もっと良い製品を多くのお客様に提供できるはずです。

これからは経理知識をより高め、お客様の役に立ち、社会に貢献する仕事を目指せればと思っています。

最後に

経理やバックオフィスのことはなかなか分かりませんよね。そんな状態で経費精算サービスのデザイナーとしてやっていくのは大変だなとか、心配に思っていても大丈夫です。コツコツ学んでいけばしっかりと理解していくことができます。

もしあなたが共に楽楽精算のデザインをしたいと思ってくださったら、お気軽にカジュアル面談にご応募してみてください。いつでも大歓迎ですよ!


デザインの力で、より「楽!」に。UIUIデザイナー紹介!!


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