見出し画像

noteが無くなることを心配してたら何も出来ないですぅ〜ていうか心配無用ですたぶんね。

なんか、チラッと見ましたけど、note が運営している cakes が終了するからそのうち note もそうなるから気をつけろ、みたいな記事がありました。

まあ、気を付ける必要はあるけど、そんなこと心配してたら何も出来ませんよ。ツイッターもインスタもいつ無くなるか分からないですし。

Webページは元々、汎用的・標準的なもの

note のページは Webページなので、記述言語 HTML (XHTML) で書かれています。それはどこかの企業サイトでも、個人サイトでも、WordPressサイトでも、SNSのWebページでも、ショップサイトでも一緒です。

HTMLには「構造」というものがあって「ここがタイトル」「ここが内容」みたいな文書の要素を示すタグで括られています。

例えばページのタイトルは
<title>タイトルだよ〜ん</title>

ページの本文は
<body>本文だよ〜ん</body>

記事部分は
<article>記事だよ〜ん</article>とか
<section>個別の本文だよ〜ん</section>

みたいな<>で括られたタグが書かれているのです。
ページを普通に開いたら文章部分しか見えないけど、データ自体にはタグがいっぱい書かれているのですよね。

なのでソフトでページを読み込んでタグを調べたら、どれがタイトルでどれが内容かというのは、すぐに解っちゃうのです。
ですので、そのページのデータを取得して自分で持っていれば、他のサイトに持って行って、データから同じ記事を表示させることは可能なのです。

XMLならもっと様々な意味合いを区別できる

HTMLの元となっているのがXMLという記述言語です。
XMLでは、もっと多くのタグの種類があり、さらにオリジナルのタグを作ることも可能です。
例えば「投稿の日付」は
<day date="2022-07-29"><body>その日の投稿内容だよ〜ん</body></date>
みたいに表すことができます。

まあ、日付・時刻などはHTMLでも
<time datetime="2022-07-29T09:48:56.000+09:00">2022年7月29日 09:48</time>
と表せるのですが、HTMLにそうい決まりの無いものは、例えば
<div class="relation-article">関連記事はここですよ〜</div>
のようにdivタグにclassという名前を付けて定義しておいて、それをXMLに変換したときに
<relation>関連記事はここですよ〜</relation> 
みたいに変換しておけば、ここが関連記事だと区別することができるのです。

(上記、もしかしたら細かくは正しくない部分があるかも??)

XMLデータに変換できればどのようにでもできる

ツイッターインスタグラムでは、自分の投稿をXML形式データとして出力(エクスポート)させて受け取ることが可能になっています。
ブラウザもそうですが、XMLを表示できるアプリを使えば、そのデータは分かりやすい形で表示させることができます。

インポート

もちろん、他のSNSやブログなどでXMLを取り込む(インポート)機能があれば、そのデータはそのまま利用できるのです。
場合によっては、取り込む前に別のツールに読み込ませて、タグなどが最適になるように書き換えてからインポートを行えば、正確に内容を別のシステムに反映させることができます。

ネットショップなどのCSVデータが解る人だったら、XMLのエクスポート・インポートも同様に理解できると思います。

note もそのうちエクスポートできるのだろう

現在でも、noteのページをXML等の汎用データにしてエクスポートさせる第三者のツールがあるみたいですね。
だから今の段階でも、他のブログに移行したい人はそういうツールを利用して、データを変換してブログにインポートさせることが出来ると思います。

note はかなりユースフルなSNS&記事作成ツールなので、なかなか無くならないと思いますが、ユーザーが多ければ多いほど、サービス移行する際にはそれなりの移行ツールを用意することが可能だと思いますし、無料とは言え社会的責任という意味での義務もあろうかと思います。

note が無くなって困りそうなこと

note が無くなって困るのは、移行してもアクセス数がすぐに戻らないことと、コミュニティが失われることですね。
でも、note の代替ツールが生まれたとしてそこにも同じようなSNSコミュニティが存在するなら、エクスポートされたデータを流し込んで今まで通りのコミュニティを継承することも可能なはずです。
プロ版を使っている人は、新しいツールでもそういう機能がなければ、プロフェッショナルな使い方はできなくなる可能性がありますね。
有料記事も、新しいツールで同じような機能が提供されない限り、有料を維持することはできません。

関連記事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?