マガジンのカバー画像

街について

142
街(町)の紹介、街について語った記事など
運営しているクリエイター

#街

【雑感】街に出ると賑やかなり

これって私の雑感ですよね? → はい。 コロナ禍の街の静けさに慣れきっていたせいなのか、なんなのか、近ごろ街に出かけるとやけに人が多くてびっくりします。 家の中での楽しみが少なかった時代には、人々は余暇に街に繰り出して、演劇を見たり買い物をしたりということがあり、大都市にはわんさと人がいたのが古い映像では確認できます。 1970年代の街僕が子どもの頃の1970年代から80年代にかけても、街には人が多かったなあという印象ですが、夜の街などは危なくて迂闊に行けない所でした。

SNS を私鉄沿線に喩えてみる

近頃 SNS で頭がいっぱいの EXPわくいです。 今回は SNSのコミュニティを私鉄沿線に喩えてみましょう。 こんな企画、需要ないと思いますが、僕は楽しいです。 とりあえず関西人目線です。 いろんな SNS を分類しようと試みましたが、そんなに一対一対応しないですし、イメージが曖昧な面もあるので、最も象徴的で対照的な2つのSNS、X と Instagram についてのみ、書いてみました。 X = 阪神沿線/京阪沿線理由: 早くから開けている 昔から賑やか(騒がしい

SNSの喧騒を離れて・・

最近思っていること。 SNSは本当にざわざわしている。 とくに X は。 あそこにいると、さまざまな思いが浮かび、 投げかけ、問いかけ、 そして自分が放った言葉の余韻が頭に残って、ずっと気になる。 他人が放つ、無責任で、汚い言葉の数々を、 いつの間にか目で追っている自分がいる。 雰囲気に飲まれる。 あの街に暮らしていてよいのか?という気持ちがずっとある。 どんな友達がいる? どんな仕事があった? どんな笑顔が見られた? 10年ぐらい前は、あの街にも何かポジティブな空

清里が変わり始めているらしい

毎日NHKばかり見てます(笑) きょうは「清里に来た男〜山梨・ブームが去った街で〜」を見ました。 信州や高原が好きなこともあり、1980年代に清里は何度か訪れています。 でも、泊まったりしたことはありませんね。 たまに80年代特集で人混みがものすごい映像を見ますが、あそこまで混雑しているときには行ったことがないけど、いつもまあまあ人が多かったですね。 最近、清里が廃墟だらけになっているというような動画を見ましたが、もう何十年も廃墟ですよね。 あと、白樺湖もそうなんだそうで

秋葉原の歴史 → 画面に釘付け

前回の錦糸町の動画が面白かったので、同じチャンネルで秋葉原の紹介動画を見てみました。 今回は錦糸町よりもさらに興味深い内容で、画面に釘付けになりました。秋葉原は2回に分けて紹介されていてボリュームたっぷりのため、これは非常におすすめできます。 とくに2回目は近代建築の話まで出てきて、コア&幅広い内容になっています。本当によく調べているなあと感心しきり。 秋葉原の昔、失われた風景秋葉原の昔、失われた風景 第2弾Old Japanese Memories個人的には1980年代

錦糸町とか精工舎とかその辺り変遷

新年早々、懐古モードになっていますが、世の中的に今年はあまり期待感がないのと、自分自身にもそんなに期待してない(汗;)という両面があるような気がします。 というわけで、今朝なにげに YouTube を見ていたら、こんな動画が出てきましたよ。 【昭和の錦糸町】錦糸町が発展した意外な理由個人的に、1980年代は関東にいて、当時錦糸町にあった精工舎に6年弱、勤務していました。松戸に寮があったため、錦糸町と松戸を往復する毎日でした。 僕が勤務していたのは錦糸公園の北側にあった工場

いろんな人がいる空間

昔は、大規模小売店や、ニュータウンなどは無かったから、住宅と商店は隣り合わせにあったのです。 「街」と呼ばれる場所には、商店は多かったけれど、商店主がそこに住んでいることも一般的だったのですね。 工場なども、町中にあったので、通うのも楽でした。 だから、昼と夜で町の人口が極端に増減することもなく、いつもそれなりに賑わって、人の気配がいつもするような空間でした。 それはいわゆる「眠らない街」なのではなく「眠るけど人がいる街」だったのでした。 街には、多くの人が住んだり活動

活気ある町はコミュニケーションが盛ん

NHKの「あさイチ」で渡辺直美さんがゲスト出演して、ニューヨークでの生活について紹介していました。 その中で、エレベーターに乗っても知らない人が話しかけてくるらしくて、それは沈黙が気まずいからそうするんだ、みたいなことを言っておられました。 そして、会う人の身なりを褒めたりするらしいですね。 ニューヨークって、ビルばかりで冷たい街なのかなと思っていましたが、意外にもコミュニケーションが盛んのようです。 都会だから、東京のもっと凄いやつだろうと考えるのは、ちょっと違うのでしょ

東京の人の悪いところ

これはだいたい大まかに「東京」を指していますが、文化的側面なので、具体的にどこがどうとか言う正確な話ではありません。 1. 東京の文化先日ツイッターで「東京も一つの地方に過ぎないのに・・」というようなことを言っている人を見ましたが、確かにそうだなと思いました。(正確な文章じゃない可能性あります) 1-1. 浅草 浅草のことをテレビでやってて、それで僕も何年か前に浅草に行きましたが、独特の芸人文化のようなものがあって、他では見たことないような風情が残っているし、今でもそれ

町の姿はライフスタイルの反映

町っていうのはいつも同じ表情じゃなくて、日々刻々、変化しているんですよね。 それで町の姿というのは、住んでいる人や、そこに集まる人のライフスタイルが反映するものなんです。だからライフスタイルが変化すると、町の姿も変わるのです。 最初に決まったイメージの町という容れ物が用意されているわけじゃないんですよね。その中で暮らし・働き・遊ぶ人々が、イメージを作っていくのです。 ライフスタイルは時と共に変化します。良い時、悪い時もあります。 昔は良かったということもあるし、昔より良くな

西宮北口 私的案内

西宮北口とは西宮市に住んでいるので、身近な街といえば西宮北口か阪神西宮になります。駅で言うと、阪急神戸線&今津線の西宮北口駅と、阪神神戸本線の西宮駅です。 西宮北口は、かつては「きたぐち」と呼ばれることも多かったのですが、最近は「にしきた」と呼ぶ人が多いですね。 他の地域の人は、西宮北インターと頭の中でごっちゃになるかもしれませんが、中国自動車道の西宮北インターは名前の通り西宮市の北部で、神戸市に近いところにあります。 一方、西宮北口は、昔は阪神西宮駅やJR西ノ宮駅辺りが