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100冊の読書より実体験が一番自分の味方になる

これまでの発信歴を振り返ってみた


私は2020年夏からアンカーというプラットフォームを利用して音声配信しています。ほぼアピールをしていないことから再生数一桁の時もあるほど細々とやっています。この前別の媒体stand.fmにて教育をテーマとして別途音声配信を開始しました。そこから音声配信含む発信について取り組んで来たことを振り返ってみようという自分用の分析かつ忘備録的な内容です。
 

音声配信。アンカーとstand.fm

まずは音声配信について振り返ります。今回アンカーに続いてstand.fmを利用してみて初めて知ったこと。
 
1 なんて多くの人が発信しているんだ!

私の利用しているアンカーは外国生まれのサービスで、今でも日本語対応はそこまで親切じゃないと思います。正直私自身未だに使いこなせている自信はありません笑。しかし2020年当時音声のプロの方が初心者にも使いやすいと言っていたので、他の候補のhimalayaとかではなくアンカーにしました。メリットとしてはたくさんの媒体に自動で配信される点。一番メインの配信先はポッドキャストとなります。ポッドキャストや人気音声配信媒体voicyは私からすると割とまじめな優等生。それこそポッドキャスト配信者はプロのラジオーパーソナリティとかそういう類と思い込んでいました。それと私は普段もTBSラジオやTOKYO FM等を聞いているガチラジオリスナー。
 
このように割ときちんと作りこまれている配信に慣れていた私からするとstand.fmの配信者の数と内容にびっくり。夜見たらライブ放送が数多く配信されている。収録タイプも他だと10分以上の配信が多いですが、こちら本当に3分とかのものも多い。それに「歌ってみた」「弾いてみた」などの音楽関係配信やライブもめちゃくちゃ多い。つまりは「気軽に発信できるゆえ“玉石混交“」です。私はビジネスやライフスタイル、英語学習などに役立つ有益情報を求めているので、単なるおしゃべりやあまりうまくないかもしれない「弾いてみた」を聞く気はほとんどありません。リスナーとしても配信側としてもうまく利用したいです。

 2 音声配信やライブ配信が出来る

もちろんいい面もありました。stand.fmは音楽配信が他よりもしやすそうです。私は自分のピアノ演奏というか、調性とか和音(=コード)の面白さを演奏を通じて伝えたいという思いがあります。使用媒体を試行錯誤している中、stand.fmは音声収録番組も、なんならライブ配信も多くて気軽に出来る。ここはとても魅力的です。私がやりたいことの一つとして「昭和平成などのJ-POPつらつら弾きライブ」です。私は知っている曲なら簡単な伴奏にはなりますが即興演奏出来るので、例えば「今日は1986年の〇月〇日のベストテンの曲を振り返ってみましょう」といって弾き流していくのは出来そう。

3 音声配信を複数媒体でしている人が多い

 私は今回複数媒体での配信においてモデルロールとしてはるさんをイメージしました。Voicyで個人発信、ポッドキャストからスポティファイに移行しましたがそちらで「きえはる心理学ラジオ」もしている。しかしふたを開けたらはるさんだけではありませんでした複数媒体利用者。voicy再生ランキング1位のキングコングの西野氏もvoicyとstand.fmを使い分けていました。1つのことに集中するのはいいことですが、視野が狭くもなるのですね。このようなことを知ったり体験出来たので今回行動してみて良かったと感じました。

私の発信履歴を時系列別に並べてみる

 
ここから先は私の発信忘備録と分析です。私は行動はすぐに出来るけれど、その後分析も反省もしないというやりっぱなしスーパーウルトラ放置タイプ。そのため考えを文字化するなりアウトプットすることで自分の考えをまとめることとします。実際の数値も出すので興味ある方だけお進み下さい。

 日本で大ヒットしたmixiと某巨大掲示板

2000年代 mixi。懐かしの招待制だったプラットフォーム。私はここで日記として「ドラマを語る会」「フィギュアスケートを語る会」「体操を語る会」と好きなドラマとスポーツ観戦について感想を一人シリーズものとして書き連ねていました。本当に数名ながらファンでいつも読んでくださる方もいました。当時日記を製本出来るサービスがあったので、それを本にしたことも。しかし今は手元にすらありません。
 
ここからわかるように私の夢の一つが「本を出したい」です。何かしら生きた証?を書籍という媒体によって残したい。いや、本は一例であり、何かしら記録として残したい願望があります。もちろん出すだけなら誰にでも出来る。多くの人に見聞きして欲しいし、評価してもらいたいです。
 
この時期某掲示板を利用していました。そこ経由で地元のオフ会にも参加経験があったことから、ある時エゴサしたら私の名前や住所の一部まで書かれていた経験があります。また個人ブログをヲチされて散々叩かれたこともあり。これらの強烈体験から「ネット怖い」と思い込んでいます。これいやな体験ですがSNS利用前にそういう危険性があることを体感しているのは大きなことです。
 

2017年頃。同じ時期に発信していまやインフルエンサーとなっている人と自分の違い


 2017年頃特に個人発信を強化しはじめました。ただ反省点としてはアピールやSNS活用を一切しなかったこと。当然多くの人に知られることがなかったゆえ、チャンスも訪れなかったということです。YouTubeやvoicyでの人気発信者やインフルエンサーらの多くは私と同時期に個人発信を始めています。ここでうまく時流に乗った人が今成功者と呼ばれているイメージ。私は一応アンテナを張っていたのでそこに気づいた時期は良かった。でもやり方が下手だったってことです。ただ上記のネットでの怖い体験から、私のメンタリティ的に当時人にアピールしまくれる状況じゃなかったので致し方ないと思っています。
 
無料ブログ・・・無料サービス利用。アフィとか相互リンクとか一切なし。結果当然ながら全くヒットしなかった。でもある程度の期間書き続けて、自分の持っているコンテンツの中でここが他人に需要があるというのを少しつかめた。
 
人気記事(更新は3年前が最後。放置しっぱなし。今の数値です)
・在宅勤務、特に海外の高時給の仕事体験談 多い時は1日で40~100pv
・J-POPやクラシックなどの楽曲を音楽理論的に分析 多い時1日で約40pv
 
同時期にWordpressでもブログ作成経験あり。当時は出来たのに昨年トライしたら出来なくなってしまいました。改めて自分でwordpressブログ作れたらいいのに→今後やることリスト入り
 
note・・・細々と記事を書き連ねてきましたが、SNS運用なし、アピールもなしのためバズやなんらかのコンテスト受賞歴なし。当時は書きたいことを書いていたのも良くなかったです。もっと人から読んでもらいやすいように内容や構成を組まないといけないことは後から気づきました。またある時全然フォロワーもいない状態で有料記事を出しました。価格こそ10円とかですが結果1人のみ購入でした。そこから無料で価値を提供し続けていない人が、いきなり課金コンテンツを作ってもダメということを学びました。

こんな感じでトライアンドエラーの中、noteの運用は模索中です。せっかく文字だけじゃなく音も配信出来るし、コンテンツ販売、サークルや今後出るコミュニティ機能もあるので、新機能含めてもっと活用したいプラットフォームです。
 
現在のフォロワー数 約100人
なぜか昨日今日で一気に増えました。皆さんありがとうございます。
人気記事 「好きなことを仕事にしたら」 いいね40
 
YouTube・・・調性について楽しさを知ってほしいということから、無編集でスマホで電子ピアノ演奏を録画したものをいくつかアップ。今見ると打鍵音がうるさいし、ミスタッチからテンポのブレあり等、人に聞かせる視点が欠けすぎ。ただアクセス回数からうまくやればアクセス回数アップを狙えることは推測出来ました。
 
人気動画 
1 「合唱曲の伴奏の移調バージョン」 5年間で約1800回再生
1000回越えたんだと今知ったほど放置。YouTube動画でもなんでもそうですが、やはり早く始めた人が先行者利益を得られます。2017年のあの時もっとうまくやっていればと悔やみます笑。
 
2 「森のくまさんを短調(マイナーコード)で弾く」 5年間で約500回再生
似た演奏をtiktokでもアップしたらこちらの方が爆発力あるのを体感。実際「森のくまさん短調」などはその日その瞬間で約300回以上再生されました。5年で500回とその日アップしたてで300回。しつこいですがほぼ演奏は同じ内容です。Tiktokの可能性を感じます。
参考までに
tiktok 最高再生回数「クシコスポストを長調にした」 約400回

YouTubeに戻ります。再生回数ランキング3位以降。
3 「エンドレスレイン」 約500回
4 「青いスタシオン」 約300回
4はいいね5つとアップ動画の中で一番高評価多いかも?
 
分析
・単なる「弾いてみた」系ではなくて「移調した曲」なので少しは差別化出来ている
・人気曲は誰でも知っている曲。合唱曲、人気J-POPなど
→クラシック、子供の頃習うピアノ曲もありかも
 
ピンタレスト・・・こちらSNSとは見なしていませんし、個人的に趣味の画像をただ集めるためのアプリです。しかしながら私の活動の中のフォロワー数が一番多いので書き出します。フォロワー数約950名。あと一息で1000人!メインは「ファッションコーデ」6割、「インテリア」4割です。

 分析
せっかくフォロワー数も私の中ではかなり多いファッション好きをどうアウトプットするか。コーデ画像の特徴は「スカート(Aラインフレア、プリーツのロング)特にすそがひらっと揺れているもの、きれいな色、水玉やストライプ、チェック、花柄など無地じゃないもの

2020年以降。早めの音声配信と遅いSNS参加

 
アンカー・・・2020年夏から。これもうめちゃくちゃゆるくやっています。配信の頻度もアップ時間も未定、第何回という回数もきちんと記録していないなど、ルーズすぎるくらいでやっています。ただ2017年に発信活動を始めたもののノーアピールで特にバズらない私の発信したコンテンツの中では、この音声配信は他とは少し違う価値があります。というのは人より少しだけ早く始めて続いているので、「継続」という点と「少し早く始めた」点でアピールできるからです。
 
アンカーはコメント機能もないため、本当に一人ぼそぼそとやって来ました。ある時ポッドキャストの番組説明欄にて、評価やコメントをくださっている人がいたのを目にしてとても嬉しかったです。
 
評価 5人中☆5つ5名 これはとても嬉しい評価です。
 
人気の配信内容
1位 キャリアコンサルタント資格について 87回再生
2位 ショパンコンクールファイナル、反田さんの演奏の感想 84回再生
 
分析
どちらも専門性のある内容だからか?1位はキャリコン資格持ちの人は多く情報も多いですが、この回は上位資格のキャリアコンサルティング技能士2級メインに触れているからでしょうか。養成講座なしでキャリアコンサルタント国家資格を取る方法について触れています。ちなみに私はまだどちらも未取得の勉強中の身です。
 
2位。こちらグランドピアノの違い、反田さんと人気漫画アニメ「ピアノの森」との関連などオタク気質を生かしたピアノとクラシック音楽、ショパンについてけっこうディープな内容を語っていると思います。
 
繰り返しますが、再生回数一桁の日もたくさんあります笑。あまりの人気のなさに一度辞めようと思ったこともありますが、それでも再生回数を気にせず続けてきました。まさに継続は力なり。
 
Instagram・・・2020年冬から。おっせーよ、とセルフつっこみ入れます笑。当初はandroidの中華製XiaomiやOPPOのスマホを使っていましたが、私が撮りたい画像はこの価格帯のスマホでは撮れませんでした。その後iPhone12 pro maxをゲット。ここから撮りたい画像が撮れるように。
 
そしてやはり好きのパワーは強い。2021年夏ごろからsuicaペンギン及びペンギンにはまり、それらの画像をアップしたらやっとフォロワーさんが増えました。
 
フォロワー 約100人
人気画像 suicaペンギン靴下屋とのコラボソックスとグッズやお店の画像 いいね約90人
 
Twitter・・・2022年春から。ヘビーユーザーからはこれまた「遅すぎ」とつっこまれるTwitter。アカウントこそ2011年に作っていますがたまにアスリート情報を見るくらいであえて使っていませんでした。でもコミュニティに入りたくて開始。最初はフォロワーも少ないし、ツイートしても無反応できつかったです。でもこちらもvoicyの英語コミュ仲間とsuicaペンギンファンというつながりで少しづつフォロワーさんが増えていきました。

同時にvoicyのコメントをTwitterにも連携させるようになり、ここからアウトプットの習慣が強化されてきました。voicyコミュニティの存在のおかげでSNS活用のきっかけが出来たし、アウトプットするとだんだん仲間が増えていくというのを体感出来ました。
 
フォロワー 約130人
タグは「voicy(特に田中慶子さん)」、「英語学習」、「suicaペンギン」「ペンギン」
人気ツイート suicaペンギン関連で約30いいね
 
stand.fm・・・2022年6月から。教育分野の内容をあえてアンカーと分けて配信開始。一番経験があり語ることも多い分野ながらこれまであえて取り上げてきませんでした。まだ配信は2回のみですが、再生回数の感触はアンカー(ポッドキャストメイン)より若干多いかもという感じ。これはテーマの影響か(「教育」と「生きにくい人向け」)、それとも媒体の影響か。

分析から自分の今後やりたいことをより明確にする


 ここまで利用プラットフォームとその分析を書きました。ここから先はこの分析を別の視点で更に考察。これはやりたいことが多い私が、今後どこに力を注ぐかを見つけるヒントとして言語化しています。
 

どの媒体が得意か

 ・文章、文字(ブログ、note記事)・・・文章書くの好き&得意と思っていたがヒット記事特になし
音声(ラジオのような語り)・・・意外と継続出来ている。書くより話すの方が得意なのか?
音声(ピアノ演奏)・・・相性のいいプラットフォームがなかったのでここまでは微妙。stand.fmに期待。
動画(ピアノ演奏)・・・ここに一番力を入れたい。数値からもTiktokを導線としてyoutubeをメインとするといいのでは。課題としては撮影にとても時間がかかり一番着手しにくい点。今せっかくそろえ始めた機材がまた0となったので機材集めから再スタート。
 
その他音声配信したものを文字化してnoteやブログでも発信するのも良さげ。個人的体感を挙げます。

参加や継続のしやすさ

音声配信>文章記事を書>>音楽を録音して配信(Tiktokなど)>>>>>音楽動画作成(youtube)

音声配信は身一つ、スマホ、静かな環境があればOK。文章を書くのは身一つ、スマホかパソコン。場所としては音声より書ける場所はある。でも言葉を発するのと文字を打ち込むのでは圧倒的に言葉を発する方が楽。動画は学習指導系も作ったことがあるけれども、やっぱり楽器演奏はミスタッチなどがあるので時間がよりかかります。そう考えると料理動画とかも撮影大変なのかも。やはりYouTubeは手間暇かかる分参入障壁は高いし、継続することも難しいですね。

どのジャンルが得意か

<音楽・ピアノ>
・音楽を音楽理論から分析
・ピアノ演奏(移調や歌謡曲)
資格の有無 なし
強み 絶対音感と相対音感持ち、即興演奏出来る、伴奏付けの理論を学んだことがありそれを教えられる
やりたい事 演奏を聞いて欲しいというより、伴奏付け出来ない人が出来るようになったり、「ハ長調とイ短調の関係」からより音楽を楽しく弾いたり聞いたりできる手助けがしたい。つまり教えたい。
 
<仕事・キャリア>
・仕事体験談(転職、海外勤務など含む)
・キャリアコンサルタント資格や学んだ内容
資格の有無 なし。養成講座で学んだことはある→生かせる
強み 転職歴30社以上。やってみた仕事は全部並べたら50個あった→他人にはない経験だしおおいに生かせる
 
<英語>
・英語学習者 英検1級チャレンジ予定
・英語指導 学生向け、社会人向けにそれぞれ文法、資格なら特に英検対策得意
 資格や経験 英検準1級、これまで教育業界での仕事
 
<ファッションコーデ> コーデ画像をあげたいが未チャレンジ。実際ファッションには英語についでお金と時間をかけたジャンルだと思う。40代以上の体型が気になる人向けに好きな色、柄を着るなどファッションを楽しむことを伝えたい。これまでコーデ画像撮影にトライしたがうまくいかない。機材か撮影場所か。
 

まとめ

とりあえずやってみた後その分析をしないままタイプゆえ、改めて振返ってみると色々と発見がありました。恐らく多くの人は私のようにやりっぱなしではないと思いますが、何かの参考になれば幸いです。

例えばまだまだ「音声配信に興味あるけど行動に移せない」という人がいたら、stand.fmなどすぐに参加できるプラットフォームがたくさんあるのでまずはやってみて下さい。もし続かないとしても参加者はたくさんいるのでやめてしまっても目立ちません。それに他の媒体を利用してみたら案外そちらが合うかもしれませんし。そして実際やってみて「あ、音声配信は向いてない」と気づくかもしれません。

ここに書いた通り私は一通り発信媒体は利用してきています。その中で自分が続けられそうなもの、実際反響が大きかったものなどを選び取っていこうと思います。全方位得意な人なんておそらくいません。例えば本もブログも書くしvoicyの音声配信も大人気のちきりんさんはYouTubeはやっていません。勝間和代さんは本、音声配信に加え動画配信もやっているけれども、テレビ出演をやめたと仰っています。

YouTube参入はもう遅いといわれますし恐らくそうでしょうけど、私は過去の反省点をこめて新たに音楽動画を作ってみようと思っています。再生数で収益化出来たら一番いいでしょうが、それよりもメインはレッスン講座なりへの導線とするのが目的です。音声配信も私が始めた2年前よりも今はやっている人が多いですが、それでもまだまだこれからの分野でもあります。私のアンカーの音声配信はゆるゆるながらも、ごく一部の少数の人に高く評価して頂けました。何かしらやってみた結果です。足を踏み出せない方、ぜひとも行動してみて下さい。

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