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Small price to pay

いつも(心の中で)息子に謝っている。母親だけで育ったこと。仕事の関係でしょっちゅう引っ越したこと。多分それが理由で友達ができなかったこと。なのに君を理解できなくてしょっちゅう怒ってたこと。だって子育てなんて初めてだし、本当にダメな母親だよね。

いちど何かの時に口に出して謝ったら「気にしなくていいよ、small price to pay」と言ってくれた。世界中に住んでいろんな街を一緒に旅していろんな人々に会って、その経験から得たものに比べれば、そのせいで君が経験した辛かったことは"small price" と思ってくれたのかな。もう忘れてるだろうけど、母ちゃんはずっとその言葉を覚えてる。