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親子で就活:ノリのかるい就活と慎重な就活

大学卒業してスタートアップで時間給で働いている息子。契約期間はまだあるのだけれど、そろそろ正職員的な仕事を探した方がいいんじゃないかと息子にいうのだが、(母のせいで)今までの人生が引っ越しばかりだった彼は腰が重い。いまいる場所から動きたくないという。(じゃあ、大学院はと聞くと、もうテスト受けるのはいやだという、、、)

彼と母とは就活に対する態度がえらく違う。

「次はどこに住みたいか(リスボンがいいな)」「フランス語使えるところがいいな」などというキャリアとは無関係の基準で、「経験だけはあるけどかなり年寄りの日本人を雇う人もいるかもしれないじゃん」などと、いろんな会社に応募している”下手な鉄砲数打ちゃ”戦略の母と、ちょっと僕はクオリファイしないからなどと、とても慎重な息子。どうかんがえても私の方が成功する確率は低い、もうゼロかも知れないのに。

でもさ、応募者が使えるかどうかなんて、雇う方が判断する事で、応募する方じゃないんだから、”嘘じゃければ”ちょっとぐらい誇張になっても、自分ができる事を書いて応募すればいいじゃん。と元の気質が楽天的な母は思うのだが、息子は違う。

違う人間だから当たり前なのだが、親子でもだいぶ違う。

とりあえず言いたい事は、母のような生き方でも、まあなんとか生きてこれたよということです。