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日本海

はじめまして

この一文から始めさせていただきます。

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先日、本を読んでいる際に日本海の記述がありました。それを見た際に、「そういえば、日本海って名前だけど海外ではなんて呼ばれてるんだろう。日本海だとものすごく日本主観の呼び方だな。」と思い調べてみました。

日本海の名称が初めて確認できるのは、イタリア出身の宣教師マテオ・リッチ(1553~1610)が1602年に北京で作った世界地図の一種『坤輿万国全図』である。古代の日本では、『日本書紀』に「北海」の記述があるが、その後、1802年に蘭学者・山村才助(1770~1807)が「日本海」という名前を用いたのが最初であった。現在は、海図上の呼称の国際基準となる、IHO(国際水路機関)の「大洋と海の境界」(1953年版)でも「Japan Sea」の呼称が用いられている。(齋藤孝:監修. 1日1ページ、読むだけで身につく日本の教養365: 株式会社文響社, 2020, 84p)

このように、日本海またはそれに準ずる意味の外国語が世界的に使われているのだと知りました。その一方で「日本海呼称問題」というものがあるようです。日本海を取り囲んでいるのは勿論日本だけではないです。日本の他にも韓国や北朝鮮も日本海を取り囲んでいる国の一つです。そんな国々からしたらおもしろくないのは当たり前ですよね。そのため、韓国は「東海」、北朝鮮は「朝鮮東海」に変更することを要求しているようです。

平和な日本にいると忘れてしまいがちですが、領土問題など国際政治的な未解決な部分は多くあるのです。もちろん、日本が不利になるような報道がされるわけがないので今の今まで「日本海呼称問題」の存在なんて知りませんでした。

学校教育は詰め込み学習だ。などと揶揄されることも少なくありません。生徒全員が自主的に物事を調べ知識を吸収しようとすれば、学校教育なんて必要ないですが、そうもいかないのでかないので知識を教えるしかありません。学問の本質を考えると、己が興味を持ったことを調べ理解を深め、さらに分からないことを調べ、理解を深める。この繰り返しだと思います。

学ぶって何だろう。教育って何だろう。学問って何だろう。そんなことを思い返す1日でした。


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手の届く範囲にいるあなたが

幸せでいることを願います

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