XD編集部が気になったCX関連のニュースや記事 #92 (2024/3/15）
XD編集部の川久保（@kawatake）です。
先週公開の「ムーンスター」の第二弾記事を公開しました。
今回は久留米にある工場を訪問して、国内ではごく少ない工場でしか製造できないヴァルカナイズ製法をつかって焼き上げる「Shoes like pottery」という靴のブランドについてお話を伺っています。工場見学の機会をいただきました。
職人のこだわりや手仕事による丁寧な靴作りを見学させてもらいました。
ムーンスターが好きな方がいらっしゃいましたら、ぜひ感想を教えて下さい。
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最近の気になったニュースをお届けします。
・鍵は「個性・偏愛」 ハンズ、スタッフのインフルエンサー化でコンテンツ発信を強化
先週、ビームスの偏愛スタッフによるおすすめの紹介をしましたが、ハンズも似たような取り組みです。17名のスタッフインフルエンサーによる「スタッフスナップ」。ハンズやビームスなどのお店に期待することが「あのお店に行けばあればある」だけではなく、「あのお店の店員さんに相談すると面白いことを教えてもらえる」というような期待があるというのは体感としても分かる話ですし、AIに答えられないその人なりの偏愛や深堀りは強みになっていきますよね。
・製造コストは大人用と大差なし！新規参入、ワークマンが子供服市場で勝てる理由とは
ワークマンが子供服にも参入。市場の特性上大人の服より安くしないといけないが、製造コストは布の大きさなどはそれほど大きなコスト減に作用しないので変わらないだろうと。利益幅は減少するはずだが、安さと機能性によって顧客に支持されるのではないかというお話です。
安さと機能性だけで選ぶのか、他にも心理的な面や購入チャネルなど顧客の選択に影響するものはないかなど、顧客に道選ばれるようになるかの視点で見ると楽しみですね。
・東急が事業化、アパレルバイヤー向け卸売ECの未来像とは
海外ファッションブランドのアパレル、バッグ、シューズなどを仕入れられるB2B向けの卸売ECプラットフォームの紹介の記事です。海外のファッションブランドと接点を保つ方法は現代においても結構難しく、その手間を代行するプラットフォームとのこと。現地で人気なニッチなブランドなどもこのプラットフォームのおかげで日本でも買えるようになるんですかね。楽しみですね。
・ファミマで“せんべろ” 間借り戦略で大増殖「お酒の美術館」の秘密
以前X（急Twitter）で紹介されていた際に見かけたのですが、ファミマだけではなくローソンとも（最初はポプラと）やっていた取り組みなんですね。コンビニで売っているお酒以外は何でも持ち込み可能でファミマのファミチキ、ローソンのからあげクンなどに合わせてお酒を飲むことができるそうです。さらにファミチキ専用、からあげクン専用のハイボールもあるみたいで本格的ですね。
バーのチェーンは少なく、英国風PUBの「HUB」を抜いて日本一の店舗数を誇るバーのチェーンになりそうとのこと。
気軽に寄れる場所が増えるのは言いことですが、Xで見かけた意見として、コンビニに行くだけで遭遇したくない酔っぱらいの近くを通らないといけないとか、絡まれる可能性ないのか、などの意見もあったので、そういう部分への配慮もされていると良いですね。
・イトーヨーカ堂がリテールメディア専門組織 初手が編集部設置のなぜ
イトーヨーカ堂が、ネットスーパー利用者に送付するフリーペーパーを送っているという話と、そのための編集チームを社内に設置したという話で、雑誌を手掛けている我々としても面白い話でした。
編集された冊子により、知られていない商品との出合いを提供
広告も純広告ではなく、必ず編集タイアップ
コンテンツはネットスーパーにも掲載
「リテールメディアはまだ見ぬ商品・サービスとの出合いの場、接客の延長のような存在であるべきだ」
紙の持つ一覧性や検索とは違う情報の探しやすさを踏まえて、どういう情報をどう届けるかという工夫が求められるということですね。
・ぬいぐるみの「宅配クリーニング」が大バズリ ヒットの理由を聞いた
自宅ではなかなか洗えないぬいぐるみの「宅配クリーニング」が人気だそうです。火がついたきっかけはSNSの投稿。預けたあとの姿を見たいという声に答えるためにSNSに投稿したら他の方の関心も集めて、人気になったそう。
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